社会科学部 (日本語)
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EMINAR9経営組織研究ゼミナールは、2年次には財務諸表から既存企業の特性を学んだり、3年次には生協と協力して早稲田グッズを作ったりと、その活動は多岐にわたります。また知識を身につけることはもちろん、自ら積極的に考えることも求められるため、思考力が鍛えられました。加えてグループワークが多いことからゼミナールのメンバーとの仲も深まり、友人が増えるのも魅力の一つといえます。卒業論文については広い範囲でテーマを設定できるので、自分の進路や将来やりたいことを見据えた上で、さらに知見を深められるようなものにしようと考えています。赤尾 健一朝倉 三枝厚見 恵一郎荒井 洋一安中 進池谷 知明稲生 信男遠藤 晶久及川 浩希奥迫 元落合 基継香川 めぐみ笠島 洋一■野 さおり■山 康典川島 いづみ菅野 浩勢北村 能寛環境経済学西洋服飾史、フランス文化論政治思想史計量経済学・応用計量経済学計量政治学・比較政治学・政治過程論政治学行政学・地方自治政治学・投票行動論・世論研究マクロ経済・経済成長・企業動学国際政治学農村計画国際関係論制度設計の経済学・ゲーム理論ジェンダー・セクシュアリティ、家族、社会調査企業財務論・金融工学会社法・証券法会計学・財務会計ファイナンス情報産業の経済分析ゼミナール 産業組織論経営組織研究ゼミナール 経営組織論、イノベーション論このゼミでは、さまざまな情報に関わる現象を経済学の考え方で考察し、最終的にしっかりとした卒業論文を執筆することを目標としています。地上波テレビや新聞に代表されるマスメディアの凋落、SNSに氾濫する多種多様な情報、IT産業の経済規模の拡大など、前世紀と比較すれば、社会生活全般が情報によって大きく変貌してきました。現代の真偽不明な情報の洪水の中、各自が情報の扱いに長ける必要があり、そのためには知性と教養が必須で、組織や個人が一方的に真偽を決めるような社会ではなくなっています。そのような状況で多くの新たな社会現象が生じており、そのことを議論し考察することの醍醐味を味わっていきます。本ゼミナールは、経営学が編み出してきた理論と分析手法とを習得しつつ、それらをツールとして実際の企業活動にあてはめて分析してみる実践を通じて、企業に対する深い洞察をできるようになることを目的としています。具体的な内容としては、財務指標の読み方や戦略分析フレームワークの使い方を学び、実際の企業を対象とした分析を行ったり、統計分析・プログラミングの基礎を応用して、ビジネスデータを使った仮説検証を行っています。また、メーカーとの商品企画など、企業と共同で行うプロジェクトも重要な活動と位置づけています。君塚 弘恭黒川 哲志黒田 智ゲイル カーティス アンダーソン弦間 正彦小阪 玄次郎コーワタナサクン ウッパラット小長谷 英代小山 淑子阪口 正二郎笹原 宏之佐藤 洋一篠田 徹清水 健太下田 恭美須子 統太土門 晃二 教授小阪 玄次郎 教授早稲田大学商学部卒業。早稲田大学大学院経済学研究科満期退学後、北九州市立大学経済学部専任講師を経て、1998年より現職。産業組織論と「法と経済学」を専門とし、近年はアジアでの違法行為の経済分析を行っている。一橋大学社会学部卒業。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。■城大学人文学部、上智大学経済学部を経て、2024年より現職。イノベーションを生み出すための企業組織の研究に取り組んでいる。歴史学・ヨーロッパ社会・経済史環境法日本中世文化史、日本肖像史日本近現代史応用経済学経営組織論、イノベーション論応用経済学文化人類学・民俗学国際関係論公法学日本語学・文字学空間映像研究労働史・労働政治社会デザイン、地域づくりビジネス人類学統計的学習理論・ビジネスアナリティクス2021年入学2023年入学経済学分野商学分野サブカルチャーと経済学を掛け合わせた研究ができるゼミ情報産業の経済分析ゼミナールでは、2年次に情報産業や経済学に関わる研究テーマを決定し、3、4年次に卒論を進めていきます。学生がもち込んだ題材を発表し、その題材について議論をしていくのですが、テーマはSNSに関するものからゲーム業界の産業構造、映画・音楽作品の経済分析まで多岐にわたります。卒業論文は「映画ポスターにおける誘目性の役割変化」というテーマで執筆しました。社会科学部の良さは、ゼミナール選考までにさまざまな学問に触れられるところだと感じています。もともと興味があったサブカルチャーと、受講する中で興味をもった経済学を掛け合わせた研究ができるゼミナールを探していたことがきっかけで、本ゼミナールを選びました。学生一人ひとりが取り扱う題材を決め、2年半かけて研究を進めていきますが、少人数で取り組むため学生一人の意見に対してゼミ生全員で議論し、フィードバックを得られるところが本ゼミナールの魅力です。また土門先生は経済学だけでなくいろいろな分野に知見が広いので、多角的な視点を吸収し考究できるところに楽しさを感じています。社会の仕組みから企業の戦略まで幅広く学び、思考力を鍛える経営組織研究ゼミナールを選んだ理由は、小阪先生の「経営学」という授業を履修したことがきっかけです。経営について主体的に考えていく授業がとても面白く、経営を学ぶ楽しさに魅了されました。経営学は総合的な分野であるため、社会の仕組みから一企業の戦略まで幅広く学ぶことができます。将来何をやりたいのか具体的に定まっていなかった自分にとって、いろいろな知識を増やせるという点でとても魅力あるものだと感じました。上村 祥太郎菊池 愁生教員一覧専門分野(2025年度)ゼミナール紹介

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