社会科学部 (日本語)
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1旅行や観光は身近な活動であるとともに、多くの観光客を獲得することは、地域社会の経済的な活性化において期待され、グローバル社会の中では国家的な戦略ともなっています。観光という事象を社会科学的に捉え、分析を行います。極小国より構成される太平洋島嶼地域の実態や諸問題を、地理的・歴史的・政治経済的視点から国際関係全体の中に位置づけながら考察することを通じて、グローバリゼー ション時代における太平洋地域、さらにはアジア・太平洋地域研究の可能性と課題に ついて考えていきます。組織、とりわけ企業組織は、現代社会における基本的な構成要素の一つです。企業組織の構造のありかたや、組織と外部環境との相互関係といった基本概念を理解し、それらが実際の企業にどのように適用できるかを学びます。国家が刑罰を科すことはどうして許されているのでしょうか。どのような考え方を採用すれば、より多くの人を説得できるのでしょうか。説得には、刑罰を科す側(国家)も科される側(行為者)も、場合によっては被害者や社会も納得できる理由が必要であり、その論理を探るのが刑法学です。公共部門(政府)の役割や経済活動を理解し、公共部門のあり方を経済学の分析ツールを用いて考察していきます。第一歩として、まずは競争均衡におけるパレート効率性を理解するため、厚生経済学の基本定理から学んでいきます。労働問題は時代とともにさまざま生起しますが、労働法は雇用社会の変化を敏感にとらえ、それに呼応するように絶えず発展していく性質をもった法体系です。雇用社会に生起する諸問題を解決しようと動き続ける労働法を「動的に」捉えることを目指します。世界の食料・農業・農村問題が途上国と先進国とではどう違い、その違いが経済学の理論でどう説明されうるのか考察し、現在の日本にとっての食料・農業・農村問題とは何なのか、さらに政策分析の手法を学んでいきます。人権の1つである「健康権」の国際基準と日本における健康権保障の状況について 学んだ上で、貧困、差別、暴力、災害に焦点を当てて、グループワーク及びフィールドワークを通して実態を把握し、健康権保障の観点から解決策を探ります。社会科学総合分野政治学分野商学分野法学分野経済学分野法学分野政治学分野社会科学総合分野経済学分野「健康権」とは なにか?労働法を「動的に」捉える刑法という法律を いかに読むべきか太平洋地域の 島嶼諸国に 焦点を当てるLEARNING FIELDS FOR複合的な現象である観光企業組織と外部環境との相互関係公共部門(政府)の役割や 経済活動を分析■■■■■■■■■■■■■■■■■■未来を切り拓く、「

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