9北村能寛ゼミナール 北村能寛ゼミナール 須子統太ゼミナール 須子統太ゼミナール 「内なる留学」を体験できるため、本ゼミナール内では英語を使用しますが、日本語の使用を制限しません。初めは英語を使うことに自信がなくても、段階的に慣れていけるようサポートします。ゼミの活動内容は、参加者が各自の興味に基づいて研究 テーマを決め、それについてプレゼンテーションします。プレゼン テーションを何度も繰り返すことで、研究内容を深めていきます。ゼミ生の研究内容は多岐にわたります。例えば、経済学の観点から中国語学習の価値を探る研究や、ゴミ焼却施設の経済学的評価に関する研究などがあります。 1年次に経済の重要性とその面白さを実感し、社会情勢を経済的に分析したいと考え北村ゼミを選びました。北村ゼミでは、学生それぞれが研究テーマを持ち合わせ、研究方法から結果までゼミ生同士で議論し、より良い研究にしていきます。新しい情報や意見を積極的に出し合い、複雑な社会構造を多角的に分析していきます。また、英語によるゼミなので多国籍の学生が集い、同じ事柄でも全く違った捉え方に触れて、新しい発見が次々に生まれるのも魅力の一つ。熱心に研究に取り組む仲間と過ごす日々は、まさに充実した大学生活の一コマといった雰囲気です。 国立台湾大学への1年間の留学中、さまざまな交流を通じて「言語」に関心を抱くようになりました。そこで経済とその他の3つの観点から、日本における中国語需要及び日本人にとっての中国語の学びやすさについて「日本の義務教育課程へ中国語教育を組み込むべきか」を軸に、卒論の研究を進めています。ファイナンスファイナンス北村 能寛 教授早稲田大学社会科学部卒業。早稲田大学経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。富山大学経済学部准教授等を経て2011年より現職。専門分野は為替レート分析など国際金融分野を中心としたファイナンス。統計的決定理論、情報理論、ビジネスアナリティクス統計的決定理論、情報理論、ビジネスアナリティクス 本ゼミナールではビジネスにおける諸問題を数理的なアプローチで解決する方法を学びます。主に統計解析や機械学習などのデータ科学手法を用いて、実際のデータから有用な知識を抽出し問題解決の糸口を探ります。また、データ科学手法そのものやデータ科学手法を用いたシステム開発に関する研究も行います。意欲のある学生については、学部生のうちから情報処理学会や人工知能学会などの学会発表を目指すことができます。その他、チームで学内外のデータ解析コンペティションへ参加し、データ分析力を高めることもできます。 もともと数学が好きだったこともあり、数学の知識を活かせる統計学に興味を持ち、データサイエンスや機械学習を中心としている須子ゼミを選びました。須子ゼミでは、統計解析や機械学習、プログラミングなどのデータ科学手法の基礎的事項を学び、その知識や手法をコンペや個人研究を通して実践的に活用していきます。企業や他の研究機関とのコラボレーションなどもあり、扱うテーマも広範囲にわたっています。最近では、近年急速に発達を続けている自然言語処理技術を、法学分野における研究支援に利用するなどのプロジェクトを行っています。 須子ゼミは数理最適化や統計的手法を実践的に学べる社会科学部には数少ないゼミです。意欲的に取り組めば、先生がしっかりとサポートしてくれるので、研究したいことや学びたいことが定まっている人には特にお勧めしたいです。また、活動の自由度が高く、並行して就職活動やサークル活動などにも注力できると思います。須子 統太 准教授早稲田大学理工学部卒業、早稲田大学大学院理工学研究科にて博士(工学)取得。2014年社会科学部着任、2016年より現職。情報理論、統計的学習理論、ビジネス・アナリティクスに関する研究に従事。 異文化コミュニケーションはたいへん学際的な分野で、ゼミ生が選ぶ研究テーマも、国、地域、世代、性、言語、宗教、職業、障害など多岐にわたります。本ゼミナールはプレゼンテーションやディスカッションなど学生主導の活動を中心に展開され、私は学生の発見から授業をデザインし、日常の疑問や関心事を学問的に解き明かす手助けをします。日常の「当たり前」を問い直し、世の中を異なる視点で見る訓練を重ね、ゼミナール内外での創造的なやりとりを経て、卒業論文を完成させます。学年合同で行う授業も多く、卒業生を含め縦のつながりが強いことも本ゼミナールの特徴です。 ゼミの説明会で、能動的に学ぼうとする先輩たちの姿を目にし、同じ環境で学びたいと考えました。花光ゼミでは異文化を切り口として、社会に散在するコミュニケーション問題を扱っています。海外の文化といった一般に想像されるものだけでなく、性別、年齢、育ってきた環境など、さまざまな観点から文化を捉え、個人間のコミュニケーションや社会全体で生じるそれぞれの問題について研究を行っています。現在は卒業論文のテーマとして、AIと関連づけた人々のコミュニケーション活動について研究できることはないかと模索しているところです。 多様な学問分野から知識を吸収し、自らの興味、関心のある事柄を追究していけるのが花光ゼミの特徴です。また、ゼミの雰囲気がアットホームで先生と学生の距離も近いため、学生時代にとどまらず、その先に続く人生に活かし続けることのできる学びや人とのつながりを得られる点が魅力だと感じています。異文化コミュニケーション論、応用言語学花光 里香 教授早稲田大学大学院教育学研究科より博士号(学術)取得。武蔵野美術大学准教授などを経て2005年社会科学部着任、2016年より現職。専門は異文化コミュニケーション。中学・高校・大学で教育経験を積み、学校や企業でワークショップを行う。社会課題や問題を紐解いていく活発な意見交換でこれからの人生に活かし続けられる上條 秀真(2020年入学)数理最適化や統計的手法を実践的に学べる数少ないゼミ今井 伊織(2021年入学)学びや人とのつながり山田 浩輝(2021年入学)人文科学分野花光里香ゼミナール 花光里香ゼミナール 異文化コミュニケーション経済学分野商学分野ゼミナール紹介SEMINAR
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