社会科学部 (日本語)
8/20

●コース一覧2年次秋学期から始まる学際2年次秋学期より、自分の関心分野を定めて高度な学際探究力を育むことを目的として5つのコースから1つを選択します。07Waseda University School of Social SciencesINTERDISCIPLINARY 社会科学部では様々な学問が学べます。新たに興味をもった学問に出会う喜びも大切ですが、まずは軸となる立ち位置を見つけ、自分の足元の学問を探求し奥深さを実感することではじめて、「学際」が正しく理解できるようになります。「学際」とは、学問分野の種類の多さだけを指すのではなく、自らの問題解決に向けて、それらを正しく活用できることも意図します。ここで紹介するコースやゼミナールでの学びを通して、大学での学びを飛躍的に発展させましょう。 効果的かつ公正な平和・国際協力をめぐる研究・実践について、総合的に学び、実習します。今日の社会空間の越層性(glocality)、多様な公共問題の交差性(intersectionality)、公共、市場、市民社会等異なるセクターを架橋する協働(governance)軸として、cross-disciplinary な知見とスキルを涵養します。 世界各地域の多様な歴史・宗教・文化・社会を人文科学の学知として学び、政治・法律・経済などの社会科学の学知を融合させ、多文化共生社会に生きる地球市民としての豊かな専門性とグローバルな教養を身に付けます。言語的・文化的背景を異にする人々と対話する知性と協働する実践力を合わせ持つ人材を世界に送り出します。 将来世代に良好な自然環境を承継しつつ、社会経済の発展を実現することについて、構造的な理解を得ます。地球温暖化を緩和するための脱炭素社会の実現、森林・里山・海域の適切な管理による生態系と地域環境の保全、食料・エネルギー・資源の保全など持続可能な発展の問題について、政治、経済、社会、制度などの視点で分析します。  都市・農村地域などコミュニティにおける社会・経済・文化・環境の複雑な課題についてコミュニケーション・メディア、計画・開発、政策過程論を基礎としながら市民の相互理解と主体性、企業の社会的責任、公民協働をベースとしたデザイン思考アプローチから、課題解決および未来創造の専門知とスキルを習得します。 企業に競争力強化と持続的な成長・発展をもたらすとともに、顧客やさまざまなステークホルダーに対する価値を高め、社会経済的な変革と進化をも生み出すイノベーションに、経済学、経営学、社会学などの理論や分析枠組みを用いてアプローチし、その効果的な創出法と経済社会へのインパクトを洞察する能力を身につけます。※「コース」の名称は変更になる可能性があります。『学際』を理解するために創造的な社会構想力を養う多文化社会・共生コース サスティナビリティコース コミュニティ・社会デザインコース 組織・社会イノベーションコース 平和・国際協力コースコース制度

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る