商学部 (日本語)
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学生読書室・自習室(B1F)蔵書3万冊以上―商学部を志望した理由は何ですか? 私は、早稲田大学の附属高校である早稲田大学高等学院出身で、3年間硬式野球部に在籍しました。部活を通して、努力を継続することの大事さと社会性を養いましたが、進路検討の際、自分は将来何をしたいのかがぼんやりしていて、社会に出るには未熟でした。そんな中、経営学、経済学、マーケティング等、多岐にわたる分野を学ぶことができる商学部を志望しました。―大学生活についてお聞かせください 学業では、個性豊かで魅力あふれる教授に出会えたおかげで、幅広い領域の知見を高められ、自身の視野を広げることができました。特に3年次から所属するゼミ活動ではリスクマネジメントのゼミに所属し、リスクを組織的に管理し、損失を回避もしくは軽減するためのプロセスを学びました。また、座学に加えて、グローバルな視点を養う観点からカンボジア合宿があり、教授や友人から多くの学びと刺激を受けました。 こういった大学時代の経験は、就職活動時の会社選びにも大きな良い影響を与えました。多様な背景や価値観を持つ人と出会えたことで、自分が地方創生に興味関心があることに気づき、「社会課題の解決への貢献」が企業選びの軸になりました。―現在の仕事についてお聞かせください 現在は、日本電気(NEC)に勤め、就活時に志望した公共領域の自治体営業を務めています。 NECの営業は、決まった商材を売りこむのではなく、顧客の課題起点で提案するソリューションを検討するコンサルティングスキルが求められます。具体的には、昨今の自治体ではクラウド活用がトレンドなので、クラウド活用やそれを踏まえたセキュリティ刷新の提案依頼をいただくことが増加しています。 一方で、ITソリューションはあくまで「実現する手段」であって、これらの導入は「目的」ではないため、お客様の「課題・ニーズの深堀り」が閲覧室(1F)自習席100席必要です。この仕事のやりがいは、この課題・ニーズの深掘りから将来の目指す姿をともに検討し、その上でITインフラを刷新していくことで、お客様から直に感謝の声をいただけることです。お客様と真剣に向き合い、5年・10年先について意見交換して将来像を共創していくことは、難しさもありますが、その分、大きな達成感を得ることにつながっています。―高校生にメッセージをお願いします 私は、高校時代にはどんな仕事がしたいのか、何をやりたいのかの輪郭がぼんやりしていましたが、在学中にゼミ・サークル・企業インターンシップと様々なことに挑戦し、自身の「企業選びの軸」を見つけることができました。そしてゼミや課外活動など大学生活を通して出会えた友人は、卒業後の今でも大きな財産です。もし私と同じように、今はまだ将来やりたいことを探しているところだという方がいたら、ぜひ商学部で多くの挑戦をして殻を破って視野を広げてみてください。ラウンジ(2F)座席200席日本電気株式会社(NEC)武井 裕也2017年3月商学部卒業充実の学習環境商学に関する幅広い資料や雑誌・新聞が3万冊以上所蔵された学生読書室。自由に読書、自習のできる閲覧室。食事やサークルの打ち合わせなど、商学部生の交流の場として利用できるラウンジ。快適な学習、生活環境が整っています。 CAREERS IN FUTUREALUMNI’S VOICEさらなる挑戦の場を求めてFACILITIES

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