MESSAGEOBMESSAGEOG未来の学生へのメッセージ自分が素直に楽しめる場で、全力で物事に取り組んでください!結果がどうであれ、考えたこと、決断したこと、その全てが素晴らしい経験です。P38学部卒業後の進路については右のQRコードよりご覧いただけます。未来の学生へのメッセージ研究を含め、何かに本気で向き合った経験は必ず人生の糧となります。この貴重な時間を存分に活用し、自分だけの強みを見つけてください。幼少期からのアトピー体質に悩まされていましたが、漢方薬との出会いで症状が改善した経験から、人体の仕組みや化学物質が持つ可能性に強い関心を持ちました。その探究心と、化学物質と生命の関係性を深く理解したいという思いが、化学・生命化学科を志望する決定的なきっかけとなりました。生命システムの精緻な設計に感銘を受けました。特に酵素反応の立体選択性の高さ、DNAの修復機構、細胞周期のチェックポイント制御など、生体内の反応制御の美しさに魅了されました。分子レベルから個体レベルまで貫かれる生命の巧妙な仕組みは、まさに自然が生み出した最高の芸術作品だと実感しています。細胞科学とAI技術を組み合わせた化学物質の毒性・機能性評価システムの開発に取り組んでいます。大学での研究経験で培った科学的思考と、その後の実務経験で得たビジネス感覚を組み合わせることで、産学連携プロジェクトを効果的に推進し、社会実装に向けた研究開発を着実に進めています。私は大学で経済学を専攻しており、修士課程への進学を希望していました。修士課程では社会問題について研究したいと考えており、そのための進学先として環境・エネルギー研究科が候補に挙がりました。また、卒業後は一般企業への就職を考えていたため、過去の就職について高い実績のあったことも大きな決め手となりました。研究室での研究の日々です。自分自身で研究テーマを設定し、純真な興味関心に基づいて調査やディスカッションができました。見落としていた視点について教授や仲間と徹底的に話し合い、納得するまで議論を重ねることができました。また研究発表前には仲間たちと一緒に研究室で泊まったり、非常に楽しく充実した時間を過ごすことができました。社内で使用するシステムの企画、運用改善に携わっています。どちらの業務でも研究室で学んだ仮説、検証、考察という考え方を活かせています。社内の課題を発見し、その原因について仮説を立てながらアンケート調査やユーザーログなどのデータを分析し、どのようなシステムを導入すべきか、どのようなシステム設計にすべきかを考えています。喜納 惟斗 さん先進理工学研究科/化学・生命化学専攻(2012年修士課程修了)UssioBIO株式会社 代表取締役柳内 洋子 さん環境・エネルギー研究科(2019年修士課程修了)出光興産株式会社 デジタル・ICT推進部A1A2A3A1A2A3https://www.waseda.jp/fsci/about/careerhttps://www.waseda.jp/fsci/about/career
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