MESSAGEOGMESSAGEOG未来の学生へのメッセージ実社会で求められるスキルを学ぶことができる本学科で、社会を変えるための一歩を踏み出してみるのはいかがでしょうか!P37この学部・学科を選んだ理由を教えてください。大学時代の学びの中で、一番印象に残っている経験は何でしょうか?現在の仕事内容を教えてください。また、大学時代に学んだことが現在の仕事内容にどのように役立っていると感じますか?未来の学生へのメッセージ多くの先生方は「学生のためにできることは何か」と考えておられます。是非先生方と言葉を交わしてください。高3進級時に不得手な科目を学ぼうと理系を選択し、授業でε−δ論法を用いて収束を説明する先生の楽しそうな様子を見て数学に興味を持ちました。数学は苦手ゆえ憧れ、月刊誌「大学への数学」や数学者によるエッセイを読む高校生でした。ここで選択しなければ一生数学を学ぶ機会が訪れない気がしたため、数理科学科を選びました。テキストをふむふむと読み進め、ぽんと出てきた数式の意味や正しさがわからない…世の中にこんなにわからないことがあるんだと驚きました。1年次は人に頼ることができなかったのですが、単位を落とす恐怖にかられてからはプログラミングの課題を友人に教えてもらったり、試験勉強を一緒にしたりしてなんとか進級できました。社内SEをしています。担当ユーザが使う受発注システムの開発保守をしていましたが、ERPへ移行したため現在はその仕組みや開発言語を学びながらユーザの課題解決に取り組んでいます。入り組んだ課題に出会ったときは「分かるは分ける」と考えて構成要素に分解しています。新しいことを学ぶときは基礎を大事にしています。大学入学前、将来やりたいことが明確に定まっていなかった私は、社会における機能システム全般に関わり、様々な分野で役立つ知識と技術を学べるところに本学部・学科の魅力を感じて選びました。大学時代には、現在の社会問題を踏まえて製造業におけるスケジューリングの課題を抽出し、新たな手法でモデリングを行い、最適解を導き出す研究を行いました。現実社会に適用することを想定して様々な制約条件や予測不可能な要素に対応しながら、様々な観点で評価を行い最適な解決策を見つけ出すことに、研究の面白さを感じていました。現在は、日々皆さんが関わる様々な企業や組織の最適化やシステムのデジタル化等を提案する職種に就いています。大学時代に学んだ、現実社会の複雑な課題に対する解決手段の提案や多角的な評価の知識は、現在の仕事における課題解決やシステム設計のアプローチに大いに役立っているため、大学時代に学んだことが役立っていると感じています。多部 美佐恵 さん理工学部/数理科学科(2005年卒業)※現 基幹理工学部/数学科ミドリ安全株式会社 情報システム部渡邊 蒔 さん創造理工学部/経営システム工学科(2023年卒業)アクセンチュア株式会社 デジタルコンサルタントA1A2A3A1A2A3Q1Q2Q3卒業生からのメッセージ
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