P13創造理工学部・研究科WASEDAものづくり工房は、自分のアイデアやイメージ、作ってみたいものを形にする自由なものづくりの場です。3Dプリンタや3Dスキャナ、刺繍ミシンなどのデジタルファブリケーションから本格的な樹脂加工や木工加工、金属加工ができる工作機械まで、ものづくりのための機械や道具を各種備えており、ロボットやインテリア、陶器、アクセサリーなどを作っている学生もいます。早大生なら誰でも利用でき、文系・理系に関わらず学部・大学院の垣根を越えて早大生が集い、多様な視点や発想力に触れられるのも魅力のひとつです。試行錯誤を繰り返すことでホンモノの発想力や実践力が養われます。綾部 広則教授Profile1993年九州大学理学部卒業。1998年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得退学。博士(学術)。同大学助手等を経て2007年早稲田大学理工学術院准教授。2013年同教授。専門は科学技術社会論、科学技術史。社会文化領域「小さなやってみたい」から「本格的なものづくり」までWASEDAものづくり工房理工系のための人文・社会科学研究教育拠点物理学者のアルビン・ワインバーグが、科学に問うことはできるものの、科学だけでは答えることのできない問題があると述べたように、現代社会における問題は、科学や技術のみで解決できるものばかりではありません。こうした状況を踏まえて社会文化領域では、理工系の皆さんが将来活躍する際に必要な人文・社会科学系の知識や考え方を提供しています。国内でも類をみない充実したカリキュラムをもつ本学で、ぜひ世界トップレベルのサイエンティストやエンジニアをめざしてください。
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