基幹・創造・先進理工学研究科 (日本語)
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電子物理システム学科/電子物理システム学専攻機械科学・航空宇宙学科/機械科学・航空宇宙専攻応用数理学科/数学応用数理専攻Voice電子物理システム学科で学ぶ内容は、フォトニクス、エレクトロニクス、半導体工学、ナノテクノロジーと多岐に渡ります。入学当初、物理が得意ではなかった私は、"電子物理システム"という、難しそうな名前の学科に入ろうとは思っていませんでした。しかし、1年をかけて物理学を学ぶうちに、とても楽しそうに研究をしている教授や先輩方の姿を見て、私もこの学科で学びたいと強く思うようになりました。勉強内容は難しいことも多いですが、先生やTAの方などがわかるまでじっくりと教えてくださり、今では私も物理学、電子工学が大好きです。現代の高度な情報化社会の基盤は、電子や光を利用するテクノロジーに支えられています。電子物理システム学科では、電子と光を活用するための基礎として物理学と電子工学を理解し、それを材料物性、半導体工学、光エレクトロニクス、情報工学、ナノテクノロジー、バイオテクノロジーとの間で連携させて、新しい学術へ発展させることを目指しています。さらなる豊かな社会の実現のために、電子と光の科学技術をどの分野においてもシステム化できる専門性を身に付けた人材を育成していきます。電子物理システム学科 3年鈴木 七海さん東京都立白鷗高校出身Voice巨大な機械から微細な構造まで、様々な内容を学べることが本学科の魅力です。3年生までに、材料力学、流体力学、熱力学、機械力学の四力学を中心に学びます。基礎を重んじる座学と、実機での豊富な実験実習を通じ、現象の原理原則に向き合います。4年生から研究室に所属し、卒業研究に取り組みます。自ら研究を進めることで、専門知識に加え、柔軟な思考力や創造力も磨きます。各構造物がなぜそのようなつくりをしているのか、皆さんも探求してみませんか?機械科学・航空宇宙学科では、自然科学と工学を融合した機械科学の基礎的な知識を幅広く修得し、積極的に活用することによって、問題の発見とそれに対する解決能力を身に付けることを教育の目標としています。その上で、機械科学の諸分野と航空宇宙工学に代表される総合的な理工学分野において、基礎から応用・最先端までの研究や技術開発へ挑戦していきます。新たな科学的な価値の創造と技術革新に寄与できる技術者、および国際的に活躍できる真の人材を育成し、社会に貢献することを目的としています。機械科学・航空宇宙学科 4年岩崎 潤さん東京都・筑波大学附属駒場高校出身Voice応用数理学科では、数理統計、離散数学、数値解析、情報理論など、多岐にわたる科目が展開されています。この中から自由に授業を選択できるため、自分の興味に合う分野を見つけることができます。本学科の魅力は、これまで学んできた数学が実社会でどのように役立っているかを実感できる点です。数学的な視点から社会を見渡すことで、実問題を数学の力で抽象化し、解決に導く力を養うことができます。数学の力で未知の世界を解き明かし、新たな可能性を発見しませんか?社会構造が大きく変革する21世紀において、工学、自然科学、社会科学の分野で活躍するためには、多様な学問的素養と理論的な基礎を身に付けた上で、現場で応用する力が必要です。本学科/専攻では、数学を中心とする理学的素養の習得、それらを各分野の現場に応用するための知識・技術の獲得を目指しています。また、現場で遭遇する具体的な問題を掘り下げることで、新しい数学の理論創造につながることもあります。具体的な現象から新しい数学を創造できる人材の育成も本学科・専攻の目標です。応用数理学科 4年浦田 剛志さん東京都立日比谷高校出身J-27

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