早稲田大学には大学院法学研究科と大学院法務研究科が並存し、学生が目指す進路に合わせた専門的な学びを用意しています。 早稲田大学大学院法学研究科は、法を学問として研究する研究者および高度な法的分析能力を備える職業人を育成し、修士学位・博士学位を授与することを主たる目的としており、この点が法律実務家を養成する法務研究科(法科大学院)と違うところです。[民事法学専攻、公法学専攻、基礎法学専攻][先端法学専攻(LL.M.)]●標準修業年限2年●研究者への第一歩として修士論文を執筆し、 学位「修士(法学)」を取得します。 先端法学専攻(LL.M.)では、高度な法的知識と分析能力およびそれを用いたグローバル活動能力の獲得を目指し、1年で修士(先端法学)の学位が取得できます。2種類のコース([知的財産法LL.M.コース]および[現代アジア・リージョン法LL.M.コース])が設けられており、修了後は国際展開する企業や国際機関等で活躍することが期待されます。 早稲田大学大学院法務研究科は、法による救済を必要とする人々を支援し、社会正義を実現するという高い使命感を持ち、その目的を達成できる真の実力を身に付けた法曹を養成する法科大学院です。研究者教員と実務家教員(裁判官・検察官・弁護士)の指導のもと、司法試験合格を意識しながら、法律基本科目から実践のスキルまでを徹底的に学びます。■ 3年間の学びの流れ(「既修コース」は2年次から「2年間」) 1年次から法律への徹底理解を促し、法的能力を確実に伸ばしていきます。1年次の学び法学部法律基本科目の確実な理解と定着法曹に必要なマインドの涵養法学部で法曹コース修了・3年卒業し、法科大学院在学中に司法試験に合格した場合、従来より2年弱早く法曹資格を取得することができます。 知的財産の創出、活用から紛争防止、紛争対応に至るまでのすべての場面で活躍できる知的実務エキスパートを養成することを目指します。弁理士、弁護士、企業等における知的財産管理実務担当者や担当希望者、税関や特許庁等の国家機関に所属されている方など、広く社会人を対象としています。もちろん、早稲田大学法学部から直接進学することも可能です。法律基本科目の発展的理解と定着実務系基礎科目の理解3年●標準修業年限1年●理論と実践をバランスよく学び 学位「修士(先端法学)」を取得 します。5年 世界初アジア・リージョン法を体系的に提供する知識拡大型コースで、英語で授業を行います。国際機関、投資・コンサルティング、グローバルな企業活動などに関する知識の修得に応えるプログラムを展開しています。 ※英語学位プログラム事業分析能力・法的討論能力の向上法曹に必要な思考力や判断力を養成6年[民事法学専攻、公法学専攻] 博士論文を執筆して、学位「博士(法学)」を取得します。その過程で、研究者として自立するための学識と能力を身につけ、大学等への研究者就職を目指します。法務専攻●3年標準課程(未修コース) ●2年短縮課程(既修コース)●所定の単位を修得することで、 学位「法務博士(専門職)」を取得できます。●司法試験の受験資格を取得できます。3年次の学び法曹資格取得学修サポート施設継続利用AAゼミJDメンター修了修了生司法試験(在学中受験)司法修習2022年度104人司法試験 合格者数19修士課程2年次の学び法科大学院知的財産法LL.M.コース専門職学位課程博士後期課程現代アジア・リージョン法LL.M.コース研究者へ、法曹へ。法の可能性をより深く探求することもできます。大学院について大学院法学研究科大学院法務研究科(法科大学院)
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