4外国法総論(英米法)1235 正直、高校生の段階で法律学に関心があったわけではなく、社会学や人文学などを志向しており、学部を絞らずに受験をしました。進路を決める際、「学問として深める道に進むこともできるし、実際に社会に出て使う方向で学習することもできる」という理由で法学部への進学を決めたことを覚えています。地理(教育学部)国際民事訴訟法種村ゼミ外国書購読(アメリカ憲法判例を読む)(国際私法)国際取引法法社会学国際法特論(国際環境法)日本史概論EU法地誌(文学部) 空いた時間は塾講師の仕事と教職課程に当てています。浪人した時の恩師の言葉がきっかけで塾講師の仕事を始め、授業はもちろん自己研鑽のためにもかなりの時間を割いてきました。教職課程については、キャリアの最後で教員になることも考えて取得を目指しました。必要な単位数が1.5倍程になるので、簡単な挑戦ではありませんが、有意義な学びを得ることができています。将来は、専門としている国際私法や国際取引法の知識を活かしてグローバルに働きたいと考えています。 多数派が正しいと言えば正義なのか?そもそも正義とは何なのか?法律学はどこを目指すべきなのか?という法律の根本の部分について、徹底的に考え抜くことができる授業です。ゼミでは国際私法を学んでいます。毎週とても勉強になります。オンラインの日は空きコマを利用してワセメシを食べます。朝から授業が連続で大変ですがラストスパートで授業を受けます。大学のジムで運動します。4,500円で一年間通えるのでお得です。夕食後は資格の勉強をしたり、授業の準備をしています。映画鑑賞や読書の後、翌日に備えて遅くなりすぎないうちに寝ます。9:00起床10:40授業生活の中のウォーキング(GEC)わたしのイチオシ授業!13:10授業15:05授業17:00授業19:00ジム21:00帰宅24:00就寝MONTUEWEDTHUFRISAT身支度をして大学へむかいます。教育実習関連の授業を受講。遅刻は一発アウトなので気合を入れて出席します。ONE DAY REPORT16法学部の先輩はどんな学校生活を送っているの? 「キャンパスライフ」「将来の夢」など、気になる実態を公開!高校生のとき石井さんの1週間の時間割大学生活郭舜先生の「法哲学」石井 綸太郎さん 3年(宮城県出身) 明治時代から続く大学の長い歴史のつながりや、都心に位置する壮大なキャンパス、一生をかけても読みきれないほどの蔵書がある図書館などの設備に驚嘆し、非常に魅力的に感じました。また、豊富な一般教養の授業や他学部聴講ができる制度も、「法律学だけ」というタイプではない私にとって、とてもワクワクするカリキュラムでした。 現在は「国際私法」という分野を学んでいます。世界の一体化が進み、外国製品や外国のサービスを享受できるようになった一方で、世界中で用いられている法律はバラバラです。複数の国家に要因が跨って発生した事件について「どこの裁判所で」「どこの法律を使って」紛争を解決するかを追求するこの学問は、世界が真の意味で一つになるその日までの橋渡し的な学問であり、世界中に存在する多様な価値観や、それらの投射として成立した法律の「調整役」にあたるものだと認識しています。世界の法律の現状やあるべき姿について考えることができるのが、この学問の面白さであり難しさでもあると感じています。法学部生の大学生活法律学だけじゃない、国際的な飛躍を目指したグローバルな学び
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