人間科学部(日本語)2023
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Student's VoiceDepartment of Human Behavior and Environment Sciences05人間が生活し発達する過程では、様々な「環境」を必要とします。人間環境科学科ではその環境を広く大きくとらえ、それを構成するあらゆる生物の生態、システム、文化、人間、社会、心理や人間行動を学際的、複合領域的に研究しています。環境は空間軸だけでなく、時間軸にも伸ばしてとらえる必要があります。たとえば、地質学的、考古学的アプローチは過去の人間が環境とどうかかわってきたかを理解するのに役立つでしょう。人間環境科学科では、人と環境の相互作用に関して多様な視点から学ぶことができます。私たちの生活の中にある環境が、どのように我々と関係しているのかについて、普段の生活の中で理解することは難しいと思います。しかし、人間環境科学科では、学生生活や多様な分野の学問を通じ、人と環境の相互作用について学べます。私自身も、多様な視点で学べるという点に魅力を感じ、数学選抜方式でこの学科に入りました。入学後は、動物生態学に関心を持ちながら、心理学、建築学など他分野の講義も受講しました。現在は、野生動物生態学ゼミに属していますが、動物生態学のみに留まらず、多様な視点で研究することができています。ゼミや授業を通し、環境との相互作用に一層の興味を持つことができ、大学院進学を決めました。大学院でも、人間環境科学科が持つ多様な視点で学べる魅力を忘れずに、研究を行いたいと思います。 人間環境科学科4年東京都 國學院大學久我山高等学校出身センター利用入試(数学選抜方式)池田 陽大 さんHaruhiro Ikeda早稲田大学 人間科学部人と環境の相互作用について多面的に学ぶ人間環境科学科

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