人間科学部(日本語)2023
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Student's VoiceDepartment of Human Informatics and Cognitive Sciences13人が人やモノとかかわる際に生まれる接面(インタフェース)を行き来するものを情報としてとらえ、それが生まれるプロセスの分析から、それをつくり出すシステムのデザインまでを科学的に研究しています。人と人との情報伝達の方法、媒体となる道具、コミュニケーションの中で生まれる心理変化など、多様な側面から情報にアプローチしています。実践的な研究とともに、経験豊富な教員たちが最新の設備を活用して指導にあたっています。「情報」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?入学前の私はきっと「デジタルデータ」をイメージしたことでしょう。しかし、瞬きや座るという動作なども「情報」です。人間を取り巻く多様な「情報」に学問の垣根を超えて切り込む。そして実社会への応用までも追究していく。これが人間情報科学科です。私は、学問分野にとらわれることなく「人間」を探究したいという想いで本学科への入学を決めました。大学生活を送るうちに、日常の小さな「なぜ」やワクワクが増えました。これは、日常生活と密接に関わり合っている学問を、本学科で学んできたからだと確信しています。今後は生態心理学ゼミで、室内環境や個人のパーソナルスペースなどの人間の行為の要因について研究していきたいと考えています。持ち前の好奇心と本学科で得た多角的な視点を活かして研究を楽しんでいきたいです。 人間情報科学科4年広島県 広島女学院高等学校出身センター利用入試(センターのみ方式)山本 莉子 さんRiko Yamamoto早稲田大学 人間科学部日常の小さな気づきが、「情報」を多角的に追究するヒントになる。人間情報科学科

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