learning学びStudent's Voice11神経活動を測定して認知の過程を明らかにする試みに興味があり、大須研究室を志望しました。私たちは3年生の段階で、自分達で決めたテーマに関する実験や脳波解析を行なっていて、班活動として「音声の共感」を調べています。やりたいことを行動に移せる環境が整っている点がこの研究室の魅力だと思います。健康福祉科学科のできる人材の育成をめざしています。個人と環境の相互作用をふまえ、心理行動面から健康・福祉を推進する研究に取り組んでいます。心理学領域の対人援助職をめざす者には、本格的な教育・訓練の場を用意しています。認知・行動療法では我が国有数の研究環境を有しています。大須 理英子 教授専門分野/認知神経科学主な担当科目/ライフサイエンス研究法 システムニューロサイエンス実験装置を身に纏ってみた所沢から世界へ繋がるゼミ健康福祉科学科 4年 本多 主英 さん 千葉県 県立千葉高等学校出身 一般選抜(英語・国語・日本史)運動制御実験@秩父2019ゼミ紹介認知神経科学研究室(大須 理英子 教授) 健康・生命系人間がより健康的に生きるために不可欠な生命現象を体系的に学びます。人間の健康を支える内的な条件(運動や栄養、休息)と外的な条件(環境)に対する人間の適応や行動について、神経科学や生理学、健康科学などの視点からアプローチしています。医工人間学系人間が健康で生きがいをもって暮らしていくための工学的支援の方法や、臨床現場における社会文化的な問題の解決をめざして、臨床と科学技術を融合させた研究をしています。医療・福祉および関連領域の臨床現場を推進・管理する力をもった人材を育成します。身近なのに謎だらけの「脳とこころ」の解明に知恵をしぼる私たちは、日々得られる情報から脳内に世界のモデルを組み立てて、未来を予測しながら行動しています。私たちの意識にのぼらない情報が、意思決定や気分・情動に大きく影響していることもわかってきました。当研究室では、脳を情報処理装置ととらえ、脳とこころ、さらに身体にアプローチします。脳活動や生理指標の計測、行動実験や非侵襲脳・神経刺激といった実験やシミュレーションなど、さまざまな手法とアイデアで、最も身近な未知の世界にチャレンジします。保健福祉系人間の尊厳とwell-beingの実現をめざして、保健と社会福祉に関する社会的システムのあり方や制度、援助の方法などを研究しています。保健と福祉に関する幅広い学びを重視し、社会において人々に貢献臨床心理系
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