Student's VoiceDepartment of Health Sciences and Social Welfare09健康福祉は人間が暮らしていく上で基本となるものです。健康福祉科学科では、人間が身体的にも精神的にも社会的にも、健やかで安心して豊かに暮らしていくための社会システムや支援の方法、科学技術などを総合的、多角的に研究しています。学生たちは各自の目標や関心にしたがって、自分の専門を中心としながらも関連分野を総合的に学ぶことで、深い専門性と応用範囲の広い知識と能力を身につけていきます。健康福祉科学科では、医学、生命科学、工学、保健福祉学、心理学など多角的な面から、人の健康について学ぶことができます。たくさんの分野から、興味のある分野や今まで触れたことのない分野の講義を自分で選択できること、研究室で学びをさらに深めることができることが、健康福祉科学科の魅力だと思います。卒業研究では、化学物質が脳の記憶機能に関わる影響を動物実験から明らかにする研究を行っています。精神疾患の病態を解明することで、人の健康に貢献できると考えています。健康福祉科学科での学びを通して、人の健康を多角的視点から考え、専門的に研究することの面白さや難しさを感じています。学生としての限られた時間の中で、自ら学びを深めていこうといった姿勢を大切に、今後も研究に励んでいきたいと思っています。Mei Ishige 健康福祉科学科4年長野県 県立野沢北高等学校出身一般選抜(英語・数学・化学)早稲田大学 人間科学部石毛 めい さん多角的視点と専門性から人の健康に貢献する健康福祉科学科
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