かつてないスピードで繋がっていく世界において、科学者とエンジニアが研究の場と職場の両方で活躍するには英語スキルが不可欠です。このビジョンの元、2004年4月、早稲田大学理工学術院英語教育センター(CELESE)が設立され、以来約20年にわたって理工学生のための英語教育プログラムを開発・提供してきました。博士後期課程修士課程第3・4年度第2年度第1年度コミュニケーションコースアカデミックコース選択科目必修科目CELESEのWebサイトはこちらからCELESEは、早稲田大学理工学術院の英語教育プログラムを運営しています。短期的には、早稲田大学理工学術院の学部生が年次を追うごとに必要となる英語力を養い、また長期的には、大学院での研究や卒業後に社会に出てから必要になる英語力を身につけることを目標にしています。CELESEは、ますます国際化する世界で理工系学生のニーズに応える英語教育プログラムを提供することを使命としています。そのためCELESEプログラムでは、学生のニーズに応えるため、常に定期的な評価と見直しが行われています。過去の外部評価では、「日本の大学の理工学生にとって最高の英語カリキュラム」と評価されています。CELESEの英語科目は、コミュニケーションに重きを置いた科目と学術的なスキルを磨くための科目の2種類があります。これらの科目では、高校時代に学んだような一般的な英語学習から一歩進んで、他の学生と共同で研究プロジェクトを実施する能力を養うことを目的としています。学生は、研究を中心とした活動を計画しながら、音声や文書によるリソースから情報や知識を得て、他の人とのディスカッションを通じてこの情報を批判的に評価し、発見したことをスピーキングとライティングの両方の形式で他者に伝える方法を学びます。学部の後期課程では、学生はそれぞれの学部の研究室に所属し、研究室の指導教員の指導を受けて研究を開始します。CELESEでは、テクニカルライティング、プレゼンテーションといった選択科目を提供し、学生が自身の研究に関して学術コミュニティとより効果的にコミュニケーションをとるための取り組みをサポートしています。WorkplaceEnglish 1, 2ProfessionalCommunication 1, 2Special Topics in Functional EnglishConcept Building and Discussion 1, 2Communication Strategies 1, 2Doctoral StudentPresentation SkillsAdvanced TechnicalPresentation 1, 2TechnicalPresentationAcademic Lecture Comprehension 1, 2Doctoral StudentTechnical WritingAdvanced Technical Readingand Writing 1, 2Technical Writing1, 2Academic Reading 1, 2J-12早稲田大学理工学術院英語教育センターCenter for English Language Education(CELESE), Faculty of Science and Engineering,Waseda University理工系学生のニーズに応える英語教育プログラムを設計理工の英語教育
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