人間科学部eスクール (通信教育課程)(日本語)
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Academc iPii • f Human Behavor and EnvScencesrogramDepartment oironment EchoesofAlumniAcademic Program人間環境科学科 学科主任佐野 友紀 教授人間を取り巻く環境には、自然環境の他に人間が作る構築環境、社会・文化環境などがあります。人間と環境の関係を適切に捉え、つながりを考えることが大切です。一面ではなく多様な視点を学び、複合的に考察する方法を学んでゆきましょう。「森林環境科学」「ヒトと陸上生態系」「学ぶことの科学」おすすめ科目所属ゼミ15 社会人大学院生として博士課程を修了しましたが、15年以上の年月を経ると、培った知見が陳腐化していくことに危機感を覚えました。そこで、「畳の表替え」のようにリベラルアーツを学び直し、森林緑地の景観について研究したいと考え、eスクールに入学しました。時間や空間を超えた教育環境は、私のように遠隔地に住む者だけでなく、多様な背景を持つ人々に学びの場を提供してくれます。当初、BBSには不慣れで戸惑いがありましたが、徐々に貴重な意見交換の場となり、新たな知見を得ることができました。 卒業研究で取り組んだまちづくりや都市の持続可能性の問題は、次世代に引き継ぐべき重要なテーマ。今後も在野で研究活動を継続したいと考えています。また、これまでの経験を生かして、教育コーチとしても後進をサポートしていきます。北海道帯広市の「帯広の森」における緑地景観を対象とする研究課題に取り組みました。質問紙調査やフラクタル解析から得た主観的評価と客観的指標との相関を考察し、関連性が示唆される結果を得られ、学会での口頭発表につながりました。環境問題の根本的な原因を理解し、持続可能な解決策を考える科目です。人間活動と自然環境との相互作用を科学的に理解し、持続可能な社会について考察を深めることができました。暗黙知は、共同化、表出化により形式知となり、さらに連結化、内面化して暗黙知となり再び共同化へと進みます。これらの相互作用を経営学のSECIモデルの視点から考える機会を得ることができました。Human Behavior and Environment SciencesDepartment of Faculty Voice人間が生活し、発達する過程の中では様々な「環境」を必要とします。それを構成するあらゆる生物の生態、システム、文化、人間、社会、心理や人間行動を学術的、複合領域的に研究します。人間と自然環境、社会・文化的な環境との相互関係を広く考えます。梅澤 弘一さん会社員2025年3月卒業今後も在野で研究活動に取り組みたい人間環境科学科

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