人間科学部eスクール (通信教育課程)(日本語)
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Academic Program•Depart ment of Human Informaencestics andCognitive Sci人が人やモノと関わる際に生まれるインターフェースを行き来するものを情報として捉え、それが生まれるプロセスの分析からそれを作り出すシステムのデザインまでを科学的に理解し学びます。様々な面から情報にアプローチし、研究を展開しています。Academic Program27 二人の子どもが成人し母親の役割を終えたら、映画の仕事からも少し離れ、自分のために勉強したいと考えていました。eスクールとの出会いが、その夢を実現に導いてくれました。 eスクールでは、学友のバックグラウンドの広さや経験の深さがBBS上のディスカッションなどから実感できました。eスクールならではのDE&Iの経験だと感じます。教師や教育コーチとのコミュニケーションもオンライン学修だからこそのつながりが感じられ、有意義な学びの体験でした。 大学院に進学した今、学部で出会った素晴らしい指導者のもと、さらなる移民研究を進めていきたいと考えています。カナダに移民した私自身の経験を基に、カナダやアメリカにおける移民研究へ貢献できるような学びを続け、移民のコミュニティ活動にも積極的に参加したいと思っています。第二次世界大戦後、強制移動させられた日系カナダ人たちは、オンタリオ州トロント市に文化会館を設立しました。それは彼らにとってどのような場所であるのか、資料調査、アンケート調査、インタビュー調査から分析・考察しました。私自身がカナダの日系カナダ人コミュニティの中にいながら、深く考えてこなかった「移民とは何か」を移住・移民の基礎知識から学んだ科目。移住論研究を目指す契機となった重要な学びでした。これまで持っていた知識とは全く違った視点からアートの世界をとらえる学びは、大変興味深いものでした。最終課題を通して、私自身の映画制作に対する姿勢も顧みることができました。「異文化間教育論」「現代芸術論」所属ゼミ「移住論」●おすすめ科目Department of Human Informatics and Cognitive Sciences川邉 ブラウン 栄子さん映画制作・プロデューサー/2024年3月卒業大学院人間科学研究科2024年4月入学Faculty Voice人間情報科学科 学科主任菊池 英明 教授加速する情報化社会において、「情報」を深く理解することがますます重要になっています。様々な面からの情報へのアプローチを通じて、共により良い未来をデザインしませんか。Alumni Voiceこれからも移民研究に貢献できる学びを続けたい人間情報科学科

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