Academic Program•Depart ment of Human Behavior and Environment SciencesAcademic Program15 体調に合わせて柔軟に大学生活を送ることができることに魅力を感じました。人間環境科学科への進学を決めたのは、高校時代に生態系保全や循環型農業について勉強していたため、学びをより深めたいと思ったからです。 eスクールで印象に残っているのはBBSでの活発な議論です。皆様の投稿から新たな視点を発見することができ、卒業後も、相手の視点から物事を見ること、盲点を減らすことに役立つのではないかと思っています。 eスクールでの学びは、大学院はもちろん、現在活動している教育支援関係のNPOや国際組織でも生かしていきたいと考えています。将来的にはベンチャー企業を立ち上げ、病弱児支援などを充実させて、インクルーシブ社会を共創するきっかけをつくれたらと願っています。「脳」と「こころ」の関係を知るために様々なアプローチを行っている研究室です。私はマウスを使った動物実験に取り組みました。データ解析では授業で学んだプログラミングの知識が役立ち、有意義な解析結果を得ることができました。「脳」について予防医学や神経科学など様々な観点から学ぶ科目です。人間の環境には脳も大きく関与しているため、様々な分野を履修する際に、点と点が線となってつながることを実感できるはずです。私たちの周りに存在する腸内細菌や常在菌、土壌微生物も含む様々な微生物について学びを深めることができる科目です。発酵物に関する課題では、BBSでとても盛り上がりました。「環境脳科学」「脳の人間科学」「環境微生物学」所属ゼミおすすめ科目Department of Human Behavior and Environment SciencesFaculty Voice人間環境科学科 学科主任太田 俊二 教授人間は他の生物を含めた環境なしには生きられません。同時に、その環境は人間によって影響を受けます。ゆえに、人間行動は環境変化を通じて社会・文化に負の影響を与えることもあります。このような難しい関係を多様な科学的手法で理解していきましょう。人間が生活し、発達する過程の中では様々な「環境」を必要とします。それを構成するあらゆる生物の生態、システム、文化、人間、社会、心理や人間行動を学術的、複合領域的に研究します。人間と自然環境、社会・文化的な環境との相互関係を広く考えます。加藤 空さんアルバイト(理科支援員)/2024年3月卒業大学院人間科学研究科2024年4月入学Alumni Voiceインクルーシブ社会実現の夢を胸に秘めて人間環境科学科
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