美・感性※ 必修基礎演習、基礎講義、基礎外国語、必修英語3※両学部とも、2023年度開講科目のシラバスから 所属論系の科目単位それ以外の科目単位インターネット環境が普及し、スマートフォンによる動画の視聴が日常生活の一部となっている現代は、イメージが氾濫する「情報過多の時代」といえるでしょう。しかし、その一方でイメージについての批判的考察すなわち「イメージのリテラシー」は相対的に立ち遅れる傾向にあります。この授業では、「メロドラマの批評性」「ノスタルジアの消費」「文化におけるホビーの役割」「アートと文化産業」「ポリティカル・コレクトネス」などの題材を通じて、消費社会における視覚イメージの役割について、肯定的側面と否定的側面の両者を踏まえて歴史的に考察し、「イメージのリテラシー」を高めることを目指します。を除く修得すべき単位数: 96単位以上文化構想学部の学びは、例えるなら「ビュッフェスタイル」。2年次からは6つの論系に分かれ、自らのコアテーマに 合わせて学部の垣根を越えたブリッジ科目や オープン科目など数ある科目の中から選択できます。 選択できる幅や数が多く、自由かつ創造的なアプローチで 「新たな知」を開拓し、実践していきます。石岡良治准教授 「イメージのリテラシー」人々は互いに異なる存在であり、それぞれに個性があります。しかしその「個性」をどのように捉えるかを考える機会は多くはあリません。たとえば、我々は自分や他者を評価する際にはどのような評価軸でみるのか、その評価軸は時代や文化によってどのように変化するのか、さらに何でその評価軸の「良し悪し」は判断されるのか、みなさんは考えたことがあるでしょうか。この授業では、個人差の捉え方や測定方法、個人差把握の歴史や先入観等について「パーソナリティ心理学」に基づき歴史的・社会的状況も考慮しながら論じることで、人間の物事の捉え方、望ましいあり方についてメタ的な視点から考えることができるようになることを目指します。小塩真司教授 「個性の発達と差異」例えば所属論系の科目で修得すべき単位数映画・メディアを学ぶなら例えば心理学を学ぶなら多様な科目を組み合わせて自分なりの学びを創造できる以上卒業要件もここが違う思想言語考え方文学・批評社会視覚イメージの役割を考察しリテラシーを高める時代や文化によって変容する個性の捉え方を学ぶ学びの どちらの学部もテーマは学問領域を横断し、「新たな知」を開拓28単位文化構想学部文化構想学部人文学
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