● Message from Alumni▶大学院進学について28(2023年度卒業生)(2023年度卒業生)文化構想学部・文学部ともに卒業生の約8割が企業または官公庁に就職しています。就職先は多岐にわたり、それぞれの分野の第一線で活躍する卒業生を多数輩出しています。文化構想学部就職 : 693人進学 : 39人資格試験受験 : 11人その他 : 47人Nakahara Asahi文化構想学部 複合文化論系 2022年卒業富山県立富山中部高等学校出身Asai Mariko第一文学部 英文学専修 2007年卒業北海道札幌西高等学校出身Kishi Kohei文学部 心理学コース 2020年卒業文学研究科 心理学コース 2022年修了東京都・東洋高等学校出身主体的に学びを設計できる場所学部では主にゼミで宗教人類学を専攻しながら、個人的に関心のあったジェンダー学を副専攻として学んでいました。4年次には二つの要素を掛け合わせ、人類学のフィールドワークを活かした地方都市の女性のライフスタイル研究を行いました。このように自分の興味関心に応じて主体的に学びを設計できるのが、文化構想学部の特長だと感じています。この経験は、幅広く情報を集め、バリューのあるトピックを抽出し、深堀りしていく、放送局での仕事に生きていると強く感じています。いまを生きるすべての人に必要な学び英文学、特にアメリカ文学を学び、卒業論文ではアート・スピーゲルマンの作品を取り上げました。異なる時代、異なる国に生きている(た)人たちがどう考え、何を記してきたのかを作品を通して知ることは、とても豊かな体験でした。さらに授業では、先生や他の学生の意見を通し「読み」の多様さを学び、自分の意見を固めていくことになります。それは小説の編集者として働く今でも大事な糧となっていますが、それ以上に、この激動の時代といかに向き合うか、どう生きていくかを考える上で、欠かせないものではないかと感じています。編集者の仕事に活きる、心理学の研究で培われた力学部・大学院を通じて心理学を学びました。心理学は科学的手法で人間を理解する学問です。そのためには、物事を批判的にみる力、研究計画の立案、実験・調査などの研究手法の理解、量的・質的データの分析など、多岐にわたる技術・知識を身に付ける必要があります。現在は心理学の専門書出版社で編集者を務めています。編集者の仕事は、今社会に必要なことは何かを見極め、発信していくことです。そのために必要なニーズの調査、資料の読解、企画の立案など、様々なタスクに学問的探究で培われた力が役立っています。※2024年4月5日現在、キャリアセンター調べ旅行・運輸4.8%非営利 0.7%教育 2.0%不動産・建設 3.8%エネルギー 0.3%教員0.4%農林水産業 0.1%その他 1.2%公務員 4.8%情報通信18.1%商業7.2%マスコミ10.1%金融13.4%メーカー15.3%文化構想学部 〉〉 就職北日本放送株式会社中原 あさひ さん文学部 〉〉 就職株式会社文藝春秋「文學界」編集長浅井 茉莉子 さん大学院進学 〉〉 就職株式会社 金子書房岸 航平 さん専門サービス17.8%文学部就職 : 522人進学 : 76人資格試験受験 : 14人その他 : 55人教員 1.6%エネルギー 1.6%教育 2.3%旅行・運輸 3.7%不動産・建設 3.7%公務員5.6%商業7.8%マスコミ9.3%非営利0.4%農林水産業 0.2%その他 1.2%情報通信20.1%専門サービス17.5%メーカー11.6%金融13.4%日本最大規模の人文科学系大学院大学院文学研究科は、哲学・文学・史学などの22のコースを擁する日本最大規模の大学院です。 2025年度からは修士課程に新たに社会構築論コースを開設。学問領域の新規開拓にも積極的に取り組んでいます。文化構想学部、文学部からの推薦入学試験制度大学院文学研究科の多くのコースでは全学部からの推薦入学試験制度を設けており、 学部からのスムーズな接続を実現しています。卒業後の進路大学院進学
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