入学案内(日本語)
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早稲田大学には以前から憧れがあり、オープン6:30 起床・朝食NAKAJIMA KEIキャンパスでの熱意ある学生の姿や、多様性に魅力を感じていました。また、厳格な事実認定をもとに判例を積み重ねる法学の論理的な思考は、どんな分野に進んでも幅広く役立つのではないかと考え、法学部に進学しました。 1年次に履修した「刑法Ⅰ(刑法総論)」がきっかけで刑法に興味を持ち、好きだった歴史と刑法を組み合わせた研究がしたいとの思いで、2年次秋学期からは日本法史のゼミに所属。ゼミでは、江戸幕府が編纂した判例集をもとに、江戸時代の刑事裁判について研究しています。当時は想像以上に厳密な事実認定が行われており、目撃者証言が重視されていたことから、近代法の精神とのつながりを感じました。3年次では、佐渡奉行所の判例を中心に学び、夏休みには「とびだせ!都の西北〜法学会助成プログラム〜」※ を利用して、ゼミの仲間と佐渡島へ調査に行きました。現地で遺跡を見学したり、保存された古文書を見せていただいたりと、貴重な経験ができたと思っています。こうした興味のあることに打ち込めるのも、早稲田の魅力の一つだと感じています。※「とびだせ!都の西北〜法学会助成プログラム〜」52講義や研究で得た知識をもとに学外で調査を行う法学部生・大学院生を支援する制度。調査の交通費、宿泊費を法学会が負担するプログラムです。ゼミで新潟県佐渡市へ訪れ史料調査を行った際の1枚ゼミの活動の一環で佐渡金山の坑道内を見学主将を務めていたラグビーサークルの公式戦後に副将の同期と早稲田大学の象徴ともいえる建物。オープンキャンパスのときに大隈重信銅像から正門越しに見えた大隈講堂が印象的で、 「この大学に入りたい」と改めて思いました。入学式でも大隈講堂を見て「入学できたんだ」と感慨深かったことを覚えています。TIME SCHEDULE21:30 帰宅18:00 アルバイト17:00 移動15:05 4時限 『債権各論』13:10 3時限2時限 『土地法』 土地・不動産の法制度は民法や特別法、都市計画法、建築基準法などさまざまな法律に分散しています。それらを集約して学ぶことで基本的な知識が整理できました。大隈記念講堂23:30 予習0:00 就寝8:50 1時限12:20 昼食10:40 2時限1時限 『賠償医学・法医学』事故や事件による損害賠償を医学と法律の両方の視点から考え、賠償額が決まるポイントなども学びます。現役の産業医の先生に実例も交えて教えてもらえるのは貴重。7:30 登校多様な学生の中で過ごせ、自分の視野や選択肢も広がります私のおすすめスポット!3時限 『日本史』 歴史が好きなので履修。法学部の授業らしく憲法を軸に近代史を考える内容で、時代や社会情勢で憲法の解釈が変わり、なぜ戦争への道を歩んだかなどが学べます。[ 3年次 ]中島 馨法学部 3年愛媛県・愛光高校出身MESSAGE FROM STUDENT 前提と事実認定を積み重ねて 結論を導く論理的思考を養えた

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