商学部では経済トラックを選択し、毛利先WAS MEEDATHODEDUCATION #1 EDUCATION#1 数学の力を用いてどのように社会課題を解決できるか考えていきたい基盤教育4商学部 3年 千葉県立匝瑳高校出身生の数理計量分析研究のゼミに所属しています。ゼミの学びで必要となる数学の復習も兼ねて、3年次に「数学基礎プラスβ・γ」「素数の魅力と暗号理論」を履修。経済学をモデルにした微積分を勉強したり、数理最適化について学んだりしました。これらを学ぶうちに、日常の中にも数学的な工夫が数多くあることに気づきます。スーパーのレジの稼働台数や行列の待ち時間など、「そういうもの」として気に留めなかったことを自分なりに分析するようになり、物事の本質や原因についても関心を持つことで視野が広がりました。今後は数学での学びを活かし、さまざまな社会課題を数理モデル化することで、最適な解決方法を見つけ出せるかどうかを考えていきたいです。学部を問わず数学の有用性に気づく論理的思考力が身につく対策問題(実践)と腕試し問題(応用)が充実名履修Math & Stat Center・情報対面指導室早稲田キャンパス3号館2Fhttps://www.waseda.jp/inst/gec/gec/academic/math/17POINT数学は実社会のいろいろな場面で活用されていますが、そのうち金利と最適化問題といった身近なテーマを題材にして、それらの仕組みを高等学校の数学知識を前提とせずに一から講義しています。このプログラムで修得できる数学の基礎知識と論理的思考力は、文系理系に関係なく将来必須となるスキルです。特に、今まで数学を避けてきた人にも理解できるよう、途中の式変形や考え方も丁寧に説明しています。現在、金利と最適化のそれぞれに初級レベルのα、中級レベルのβを設置し、さらに線形代数学と解析学を扱う上級レベルのγも用意しています。自身のレベルや興味・関心に合わせてステップアップして学ぶことができます。授業での不明点は、メールやMath and Stat CenterのLA(ラーニング・アシスタント)による解答添削・質問対応で解消できるので、安心して受講できます。INTERVIEW[MathandStatCenter]LAによる個別学習サポート金利などの身近なテーマから数学の 素養と論理的思考力を身につける嶋田 亮汰 SHIMADA RYOTA数学を通して論理的思考力を養う7,198数 学
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