入学案内(日本語)
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人間情報科学科専門科目「情報」という視点から、人間に科学的にアプローチ人間がかかわることで生まれる情報、そのプロセスを科学的に分析し、情報を豊かに生み出す環境を追究する生物・環境科学社会・経済文化・歴史行動環境健康生命科学医工人間学保健福祉科学臨床心理学情報・感性・人間工学教育・コミュニケーション科学身体性認知科学136INFORMATIONhttps://dpt-e-school.w.waseda.jp/人間にかかわる諸問題をオンラインで学び探究する人間科学部では、2003年よりインターネットをフルに活用した通信教育課程「eスクール」を開設しています。学科は「人間環境科学科」「健康福祉科学科」「人間情報科学科」の3つ。約400の科目を開講しており、講義をはじめ、レポートの提出やテストの受験などもインターネットが利用できる環境であれば、いつでもどこでも受講可能です。eスクールは正規の大学教育課程ですので、卒業すると学士(人間科学)の学位が授与されます。また、卒業生の約2割が大学院に進学しています。入学から卒業までの流れやカリキュラムの詳細については、eスクールのWebサイトをご確認ください。人間と気候システムの関係性、過去の環境や生物の変化、現代の環境変動の実態、人間と動植物の相互作用を多角的に研究し、21世紀の人類社会が直面する課題への解決策を探求します。地球環境科学、大気化学、動物生態学、森林環境科学、生物環境物理学、地形・地質学、進化生物学などを専門とする教員が指導にあたります。現代の社会問題に対して、インタビューなどの質的調査と、アンケートや地理情報分析のような量的調査を駆使してアプローチします。社会学(格差、歴史、環境、都市、移民、家族)、環境経済学を専門とする教員が指導にあたります。人間を取り巻く環境を文化やことばの面からとらえ、人と人、人とモノの関係を通時的視点と共時的視点から複眼的に研究します。日本を含む世界各地の歴史文化、芸術思想、生活技術など研究テーマは多岐にわたっています。自然・文化人類学、歴史学、考古学、芸術論、科学史・科学哲学、 アジア・欧州・北米・オセアニアの地域文化研究などを専門とする教員が指導にあたります。家や街、地域コミュニティなどを環境としてとらえ、その中で心や行動がどのように作られ、変化するか、そのプロセスを研究しています。建築学、 環境心理学、言語心理学、発達心理学、認知科学などから総合的に、環境への能動的なかかわりを検討します。人間がより健康的に生きるために不可欠な生命現象を体系的に学びます。人間の健康を支える内的な条件(運動や栄養・休養)と、外的な条件(環境)に対する人間の適応や行動について、分子生物学や生理学、健康科学などの視点からアプローチしています。人間学、工学、医学の研究者が集い、分野の枠を超えてWell-beingの実現を目指した教育研究を行っています。緩和医療学・臨床死生学、ヘルスプロモーション、バイオエシックス、社会医学、生活支援工学、健康支援医工学、健康福祉産業学、健康管理科学、環境脳科学等を担当しています。すべての人が人間らしく生きるための保健や社会福祉に関する社会的システムのあり方や生きづらさを抱える人々を対象とした支援方法などを研究しています。多様化する保健・福祉に関するニーズに対応すべく、専門領域を超えたつながりを促進する幅広い学びを重視し、社会において人々に貢献できる人材の育成を目指しています。個人と環境との相互作用を踏まえ、心理行動面から健康・福祉を推進する研究に取り組んでいます。心理学領域の対人援助職を目指す者には、 本格的な教育・訓練の場を用意しています。認知・行動療法では我が国有数の教育・研究環境を有しています。コンピュータサイエンス理論の人間科学への応用、ヒューマン・インタフェース・デザインによる快適な生活の実現などを研究しています。情報科学、計算機科学、人間工学、生体情報工学など幅広い理論と実践を学ぶことができます。人間の成長と発達を促進することを目指した教育システムやコミュニケーションに関する研究を行っています。教育心理学、教育学、応用言語学、異文化コミュニケーション分野などの理論をベースとしながら、アクション・リサーチやデータサイエンス、質的研究の方法論などを使ってグローバル な視野で人間科学の発展に貢献するような研究を進めています。 心と身体、人間と自然を相補的で不可分のものと捉える身体性認知科学の枠組みを共通の基盤として、最新の心理学、学習科学の方法論を用いながら、人間の感覚・知覚、学習、記憶、認知、思考、感情、行動、パフォーマンス、技、社会的行動、コミュニケーション、発達等について人間科学的、学融合的に探究し、現代社会の諸問題の解決とWell-beingの向上を目指します。 人間環境科学科人間と環境のかかわりをダイナミックに探究人間を主体とした『環境』という視点から、さまざまな環境と人間のかかわりを複合的に見つめていく 健康福祉科学科グローバル社会を担う、新たな健康福祉をデザイン健康科学・福祉科学を融合させ、健康福祉の新たなあり方を創成していく

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