入学案内(日本語)
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知性、感性、理性を備えたリーダーに 世グ界ロにー貢バ献すルるな学視生野をを育持てち、送人り々出にす貢―献こすれるが、早稲田大学の建学から現在まで変わることのない使命です。創設者の大隈重信は「一身一家、一国の為のみならず、進んで世界に貢献する抱負が無ければならぬ」と説きました。この精神を受け継ぎ、早稲田大学は世界人類に貢献する卒業生を世に送り続けるとともに、「世界で通用するグローバルリーダーを目指すなら早稲田で学ぶことが最も有効だ」と、世界中の若い人たちに思われる大学になることを確固たる目標に据えています。グローバルリーダーになるとは、必ずしも国際機関や国際企業で要職に就くことを意味するものではありません。日本や海外のどのような場所・組織で仕事をしていても、世界の人々のことを常に視野に入れ、何らかの形で貢献しようと尽力するならば、その人はグローバルリーダーであると早稲田大学は考えます。グローバルリーダーの役割を果たす上で、欠かすことができないと私が考える三つの力が「たくましい知性」、「しなやかな感性」、「ひびきあう理性」です。学問を道しるべに「考える方法」を学び人類が直面する正解のない課題に挑む「たくましい知性」とは、答えのない課題を前にしても考え続ける力です。世界各地で止まない戦火や、気候変動、社会格差といった現代社会が抱える問題には「正解」がありません。これらの問題に対し、解決策を自分の頭で考え抜き、その妥当性を根拠で示し、試行と改善を粘り強く続けることが重要になります。その際に、道しるべとなるのが学問です。人類の約5000年にわたる経験のエッセンスが詰まった学問から私たちは、先人がその時代の問題にどう対処したのかを知り、未知の問題に挑む方法論を学ぶことができます。加えて、早稲田大学では学部・学年を問わず全ての学生が受講できる多彩な教育プログラムを展開しています。なかでも基盤教育は、「アカデミック・ライティング」「英語」「データ科学」「数学」「情報」の5分野をそろえ、世界的にも類を見ない充実した内容です。「全学副専攻」も多様なテーマで取りそろえています。こうした文理連携の学びと、各学部で修得する専門知識や論理性とを組み合わせ、「たくましい知性」を鍛えてください。President’s Message7あなたは、世界にどう貢献するか早稲田ならその道がきっと見つかる

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