P.19#1基盤教育31年次の必修科目「データリテラシー」でデータを科学的に読み解く面白さを知り、並行してGECの「データ科学入門」の初級から中級レベルまで履修。 2年次に履修した「データ科学実践」では、目的に応じた分析手法の選択、結果にもとづく仮説立案や検証など、分析を体系的に進める筋道を学べました。学部のゼミでは「どのような新聞記事が内閣支持率に影響するか」をテーマに卒論を書いていますが、多様な記事を分類してカテゴリーごとの影響を見る など、培った分析力は大いに役立っています。また、目標に向けて必要な情報や手順を考える論理的思考力も身につきました。こうした力を活かし、将来はデータ活用を促進して企業の課題解決や価値創造をサポートできるIT企業などで活躍することを目指しています。EDUCATION POINTINTERVIEW学部を問わず名履修いつでも・どこでも・だれでも学べる基礎から発展までの豊富な科目ラインナップ「データ科学認定制度」による能力保証コンペティション等での実践機会の提供14WASEDAの データサイエンス教育https://www.waseda.jp/ inst/cds/education/wasedads/対面・オンラインによる学習相談窓口Math & Stat Center早稲田キャンパス3号館2Fhttps://www.waseda.jp/inst/cds/education/la/初級から実践まで体系的に学んで分析力と論理的思考力が養えたデータに基づいて意思決定・論証する力を身につけるデータサイエンス教育データに基づく論証とは何でしょうか?例えば「レポートや発表など自身の考えを他者に伝える際にデータや証拠(エビデンス)に基づいて主張を行うこと」がそれにあたります。この「データに基づく論証」の理論的な背景となる学問が「データ科学(サイエンス)」で、現在大学におけるさまざまな学問領域や社会活動で活用されています。早稲田大学では、「自身の専攻分野(学部での学び)でデータ科学を活用できる」ことを目標にデータ科学に関するカリキュラムを用意しています。データ科学を学ぶことでみなさんの学部における学びはさらに充実するでしょう。フルオンデマンド科目なので自分のペースで受講可能です。また、分からない点はMath and Stat Centerで質問することもできます。古嶋 優香里 Furushima Yukari人間科学部 人間情報科学科 3年 宮城県仙台第二高校出身データ科学データ科学を修得し自身の専攻分野で活かす16,655
元のページ ../index.html#16