文理問わず求められる実践的なICTの能力NTERVIEW プログラムの専門技能に 加え、論理的な思考力や チーム力も養えた I26社会で急速に進むDXに対応できるようプログラミングを学ぼうと思い、2年次から副専攻でソフトウェア学を履修しています。「情報科学の基礎」や「プログラミング入門」でIT関連の知識やプログラミングの基礎を学び、さらに実践的な科目を履修して、画像処理やホームページ制作ができる技能を習得しました。また、プログラムを書く・チェックする中で論理的な思考が磨かれ、協力してプログラムを仕上げるグループワークではチーム力も養えました。初心者だった私が高度なレベルの科目まで進めたのは、入門となる授業が分かりやすかったからだと思います。経済学の統計分析で用いるR(アール)というプログラム言語を論文執筆などで使う場合も、こうした力が役立つはずです。情報科目で学べる領域ガートナー社の調査では「2024年までに65%のソフトウェア開発が、いわゆる専門家による開発ではなく、ICTを専門としないエンドユーザー(一般社員)による開発になる」と予想しています。これは、難しいプログラムを組むというよりも、今後は、より簡単にプログラムを構築できる環境(例えば、RPA(Robotic Process Automation))が整ってくることが理由です。こうした中、誰にとっても必要となるのは、ICTの基礎となる考え方です。そして、このICTの基礎をおさえるのが、情報科目群であり、さらにその真髄を学ぶのが全学副専攻として設置しているソフトウェア学の副専攻です。ここで学ぶことを基礎として、外部試験にもチャレンジしてみましょう。EDUCATION #1 POINT基盤教育5情 報学部を問わず名履修情報科学人工知能ネットワークサウンド・グラフィック技術情報セキュリティデータベースソフトウェア開発プログラミング目的に応じた履修モデルの提供ICTの真髄を学べる副専攻時代に即して進化し続けるプログラムLAによる情報対面指導小野寺 一輝 Onodera Kazuki政治経済学部 国際政治経済学科 3年 宮城県仙台第一高校出身今そこにある「誰もがICTが使える時代」9,252
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