早稲田大学ビジネススクール (日本語)
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▶P.11当研究科では、早稲田大学が研究者・学生の交換協定を結ぶ約600の海外の大学・教育研究機関に加え、海外トップスクール39校とも学生交換協定を締結しています。セメスター単位の交換留学に加え、夏季休業期間等に実施される海外大学での短期集中コースという選択肢もあります。国内ビジネススクールとしてはもっとも活発に交換留学が実施されている当研究科ですが、「世界」とつながる環境づくりは、それだけにとどまりません。世界中から集う、今後各国のビジネス界をリードするであろう多くの外国人正規学生や交換留学生と授業の内外で接することにより、多様な価値観を肌で実感し、異文化コミュニケーション 能力を養うことができます。ビジネス知識に加えて国際感覚も磨き上げ、広く世界で通用する発信力・交渉力を身につける ため、当研究科が誇るグローバルネットワークを活用してください。この1年間の体験は非常に充実し魅力的であり、将来自分の国際的なキャリア構築に大きな意味があると考えています。まず、興味深く充実したカリキュラム設計が挙げられます。マーケティング・金融・データ分析の専門講座だけでなく、ヨガやダンスを含む自己開発や交渉スキル向上に役立つ面白い選択科目もありました。日本での経験と比べて、グループディスカッションやプレゼンテーション、企業訪問が増えたことで、自分のビジネス思考とソフトスキルが大きく向上したと思います。次に、異なる国や地域の学生との交流により異文化やグローバルビジネスへの理解を深め、国際的な視野を広げることができます。ロンドン、マドリッドなどパリ以外でのキャンパスライフも楽しむチャンスがあります。さらにESCPは欧州での就職を目指す際に有利であり、学校のキャリアセンターは欧州でのインターンシップや就職機会を多く提供しています。将来、どこで働き、どこで生活しようとも、ESCPでの貴重な経験は忘れられないものとなりました!南洋(ナンヤン)理工大学経営大学院で開講される集中講義「Organizational Strategies of Japanese Companies in Asia」に参加しました。シンガポールの歴史や文化を学ぶ講義や、日本企業のシンガポール拠点訪問などの多様なプログラムを通じて、日本企業のアジアにおける組織戦略への理解を深めました。特に、異なるバックグラウンドを持つナンヤン大学の学生たちとのグループワークが印象的で、グローバルな環境で意見をまとめることの難しさと共に、視野や思考の広がりを感じることができました。これらの経験は、私のWBSでのその後の学びをさらに充実させ、他の英語科目講義や海外プログラムに参加する契機となりました。また、ナンヤン大学の学生とは、WBSの講義で再会する機会もあり、プライベートでの交流を含め、今でも続く貴重なネットワークを形成することができました。グローバルに視野を広げ、海外とのネットワークを築きたいと考える方には、この講義を特にお勧めします。30WBS-ESCPダブルディグリーでの経験を振り返ってみてダブルディグリー海外集中授業ESSEC経済商科大学院大学(フランス)ESCP ヨーロッパ・ビジネススクール(フランス)EDHEC経営大学院(フランス)リヨン経営大学院(フランス)レンヌ第1大学(フランス)リヨン第3大学(フランス)エラスムス大学ロッテルダム経営大学院(オランダ)ライデン大学(オランダ)ザンクト・ガレン大学(スイス)ローザンヌ大学(スイス)マンハイム大学 ビジネススクール(ドイツ)ライプチヒ大学(ドイツ)アウスブルク大学(ドイツ)ルートヴィヒ・マクシミリ アン大学ミュンヘン(ドイツ)ボッコーニ大学(イタリア)テルアビブ大学 カラー経営大学院(イスラエル)畢 晗 (BI, Han) 2022年9月 全日制グローバル入学シンガポールで学ぶ充実の集中講義小島 智彦 2022年4月 夜間主総合入学グローバルネットワーク

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