1限2限8:503限4限5限6限7限■1週間のスケジュールMonMon全日制グローバル2017年に大学を卒業。IT企業にて約1万人規模のグループ全体に関わるシェアードサービスの設計に従事。中でも福利厚生制度の環境整備を主に担い、人事の立場から従業員の生産性向上に尽力する。2023年4月にWBSに入学し、竹内規彦教授の「組織行動」ゼミに所属している。インターン予 習一般選択科目計2コマ受講インターン予習・クラスメイトとディスカッションサブゼミ 1コマ受講一般選択科目計2コマ受講課題・レポート作成必修コア科目計2コマ受講一般選択科目計2コマ受講課題・レポート作成課題・レポート作成一般選択科目 1コマ受講一般選択科目 1コマ受講グループワーク翌週の授業の予習などの準備ゼミ 1コマ受講課題・レポート作成グループワーク・翌週の授業の予習などの準備1312:2018:0021:0024:00TueTueWedWedThuThuFriFriSatSat2014年名古屋大学法学部卒業。株式会社中日新聞社に入社し、政治、事件、裁判、災害、経済など幅広い分野を担当。2022年4月にWBSに入学し、相葉宏二教授(2023年度退官)の「事業戦略と総合経営」ゼミに所属。修了後の現在は、家業の自動車教習所の承継に向けて、同業他社に出向し国内教習所事業や海外企業の国内マーケティング支援に従事。SunSun家業の自動車教習所を継ぐべく、新卒から約8年間身を置いたジャーナリズムの世界を離れ、WBSに入学しました。それまでMBAというと、知識や理論に比重が寄った“頭でっかち”の印象がありましたが、理論と実践の両方を深く学べるWBSの講義を通して、先入観は覆されました。ビジネス開発の授業では、実際に顧客やステークホルダーの所へ何度も赴き、計数十時間のインタビューやPoCを実施。足と頭を使い、最終発表までにどれだけ顧客や協力者を“握れ”ているかが問われます。また先端技術の商用化を目指す講義では、見込まれる10市場へ1週間でヒアリングしたこともありました。こうした泥臭いタスクと座学の往復を経て、個々の具体的な経験が、抽象的かつ応用可能な実践力へと磨き上げられたと感じます。ゼミでは、各国の学生と2年で50本超のケースを討議。不確実な環境下でも、素早く状況を整理し、仮説とロジックを組み立て、いかに不確実性をコントロールしながら意思決定に足る要素を揃えるか、という当たり前のようで難しいプロセスを無意識に踏めるようになりました。在校生の自主活動も旺盛で、学外のビジネスプランコンテスト参戦や、次世代モビリティ研究会の設立、シリコンバレーや中国深圳へのスタディツアー参加など、教室外の学びも充実しています。家業の同業他社で新事業開発を担う今、海外企業の日本進出支援といった未経験業務にも、筋道立てて取り組めることに本質的な学びの力を実感します。これらの学びを糧に家業100周年に向けて挑戦を続けていきます。人事の実務経験を積む中で、人事制度の柔軟性が企業経営において重要であると感じ、制度構築を通して企業や社会全体へ貢献していきたいと考えるようになりました。経営学を体系的に学ぶと同時に、視野を広く持つためのグローバルマインドを備えたいとの思いから本プログラムを選びました。組織行動ゼミを選択したのは、竹内教授が研究されている心理学をベースとした組織行動論や人材マネジメントを学び、その観点から人事業務への理解を深めたいと考えたからです。人事という立場上、社内外のステークホルダーと多く関わってきましたが、捉え方の相違による齟齬が生じ、悶々とした経験もあります。ゼミでの心理学的な研究から、過去の失敗への解決策を見出すことができています。またWBSでの横断的な学びに対し、経験に照らして考えることで、何気なく行っていた業務の意味がつながり、一つひとつの仕事に対しての責任をより明確に認識できるようになったと感じます。入学前と比較すると、目の前に現れる事象や課題を細部まで突き詰めて熟考することを恐れなくなりました。ケーススタディなどを通して、表面上見えているものの裏にある事象を捉えて初めて、真の答えが見えてくると学んだからこそです。修了後は、戦略人事や広報といったコーポレートの立場から企業価値向上に貢献することを目標に据えています。WBSの講義で学んだ「組織は戦略に従う」という命題に基づき、戦略に沿った企業内アプローチを練り、時代に即した企業繁栄に尽力したいと考えています。在学生修了生山本 しおり さん 2023年4月入学五十幡 将之 さん 2024年3月修了タスク遂行と座学の往復で培った応用可能な実践力を家業の経営に発揮したい心理学の視点から企業組織への理解を深め制度構築に活かしたい
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