早稲田大学ビジネススクール (日本語)
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36“Respect each other, respect equality and diversity”は早稲田大学ダイバーシティ推進宣言の一文です。この考え方に 基づき、WBSは性別、障がい、性的指向・性自認、国籍、エスニシティ、信条、年齢などにかかわらず、各自の個性と能力を発揮できる環境を提供し続けます。また、こうした多様性に思いを馳せることができ、同時に社会で多様性を実現する人材を育てる こともビジネススクールの重要な役割であると考えています。早稲田大学では全学的ダイバーシティ推進の実行主体であるダイバーシティ推進室の他、学生支援を実行する組織として、スチューデントダイバーシティセンターがあり、そこにGSセンター(ジェンダー・セクシュアリティに関するリソースセンター)、障がい学生支援室、ICC(異文化交流センター)が設置されています。GSセンター(Gender and Sexuality センター)ジェンダーやセクシュアリティに関する疑問や違和感、心配事などの相談に、守秘義務を厳守し、専門の職員が対応します。プライバシーは守られます。また、必要に応じて学内外の専門機関への橋渡しを行います。ジェンダーマイノリティの当事者だけでなく、アライ(支援者)の人たちへの支援も行っています。学生・教職員用託児室早稲田大学は、学生、教職員を対象に学業・仕事と育児の両立を支援するため、一時預かり専用の託児室を早稲田キャンパス、西早稲田キャンパス、所沢キャンパス内に設置しています。子育てをしながら学ぶ学生の皆さんにご利用いただけます。(要事前登録・予約制)学生生活支援早稲田大学では、だれもが安心して学生生活を送ることができるよう、ダイバーシティの尊重・推進に努めています。これまでの主な取り組みの一部をご紹介します。● 各種証明書、出席名簿等の性別欄を削除● 「だれでもトイレ」・「だれでも更衣室」の設置● UD(ユニバーサルデザイン)マップの公開● 障がい学生支援に関する専門性を持つ職員との相談、また受講する授業への情報保障等(障がい学生支援室)ダイバーシティ推進に向けた取り組みダイバーシティ&インクルージョン教育ダイバーシティを学ぶ早稲田大学では、ダイバーシティ推進室が全学オープン科目の中から、ダイバーシティへの理解を深めるための履修推奨科目を「ダイバーシティ関連科目」として紹介しています。また、WBSでも2020年度から「企業人のためのダイバーシティマネジメント」の講義を設置し、多様なダイバーシティの現場から当事者や専門家の講師を毎回招いて、社会人としてダイバーシティにどのように向き合うべきかディスカッションを行っています。ERSアワードWBSでは、2018年3月からERS (Ethics, Responsibility and Sustainability) に対する学生の関心を高め、それに関わる活動を推奨するために、ERSの趣旨に添う優秀な論文を表彰する「ERS Student Paper アワード」、社会的にインパクトのある在学生または修了生のERS活動を表彰する「ERS Student/Alumni Impact アワード」の2つの表彰を独自に行っています。Diversity & Inclusion

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