▶P.1132当研究科では、早稲田大学が研究者・学生の交換協定を結ぶ約600の海外の大学・教育研究機関に加え、海外トップスクール37校とも学生交換協定を締結しています。セメスター単位の交換留学に加え、夏季休業期間等に実施される海外大学での短期集中コースという選択肢もあります。国内ビジネススクールとしてはもっとも活発に交換留学が実施されている当研究科ですが、「世界」とつながる環境づくりは、それだけにとどまりません。世界中から集う、今後各国のビジネス界をリードするであろう多くの外国人正規学生や交換留学生と授業の内外で接することにより、多様な価値観を肌で実感し、異文化コミュニケーション 能力を養うことができます。ビジネス知識に加えて国際感覚も磨き上げ、広く世界で通用する発信力・交渉力を身につける ため、当研究科が誇るグローバルネットワークを活用してください。2022年8月集中授業期間に、南洋理工大学(シンガポール)で開講された「Organizational Strategies of Japanese Companies in Asia」に参加しました。わずか5日間にギュッと凝縮された講義をはじめ、OMRONや横河電機など日系企業のAPAC拠点見学、得られた学びに基づくグループワークやプレゼン、教室内でのディベート。濃密な日々をバックグラウンドが異なる仲間たちと意見をぶつけ合いながら過ごしたことを昨日のように覚えています。講義期間中は常にWBS&Nanyangの混成チームで行動するため、私が属していたプログラムとは日頃関わりが少ない他プログラムの学生と交流できるのも本講義の良い点です。また、有志での懇親会も毎日行われますので、学生間の関係が深まるのはもちろん、英語科目でありながらも日本語・中国語など様々な言語が混ざった、まさにシンガポールの多国籍文化を体現するようなコミュニケーションが楽しめます。仕事等の都合で中長期の留学が難しい方でも味わえる“海外MBAの雰囲気”や “頭と心に効く留学体験”。あなたもチャレンジしてみませんか?私がこのプログラムに挑戦した理由は、今後グローバルな会社で働くための国際経験を身につけたかった事と、ESCPはフランスの名門校であり優秀な教授や学生が集まる環境に刺激を貰えると思った事です。出発前は生活準備の他にもワクチン証明書などが必要であったり、授業開始前にオンデマンドで受講を終えるべき科目が複数あったりと、準備が色々重なり少し大変でした。実際に授業を受けて感じた日本の授業との違いは、圧倒的にグループワークの数が多く、また、年齢層の若い生徒が多い上に本当に多様な国籍の生徒が世界中から集まっていると感じた点です。その中で、キャリア等で固定観念に縛られず多くの道や可能性を考える視野が広がった面や、数々のグループワークからディスカッション能力を磨くことができた面、そして尊敬できる多くの友人を世界中に作れた点は、本当に参加して良かったと思っています。今後国際的な仕事を目指すにあたり、私にとってこの留学経験は非常に大きな財産になりました。WBS-ESCPダブルディグリープログラムを経験してみてダブルディグリー海外集中授業ESSEC経済商科大学院大学(フランス)ESCP ヨーロッパ・ビジネススクール(フランス)EDHEC経営大学院(フランス)リヨン経営大学院(フランス)レンヌ第1大学(フランス)リヨン第3大学(フランス)エラスムス大学ロッテルダム経営大学院(オランダ)ライデン大学(オランダ)ザンクト・ガレン大学(スイス)ローザンヌ大学(スイス)マンハイム大学 ビジネススクール(ドイツ)ライプチヒ大学(ドイツ)アウスブルク大学(ドイツ)テルアビブ大学 カラー経営大学院(イスラエル)秋場 栄美佳 2022年9月 全日制グローバル修了海外から見つめる日本企業のグローバル人材・組織戦略〜 MBA@シンガポールで学ぶ濃密な5日間 〜佐野 雄介 2023年3月 夜間主総合修了グローバルネットワーク
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