早稲田大学ビジネススクール (日本語)
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■1週間のスケジュールMonMon全日制グローバル1限2限8:503限4限5限6限7限1312:2018:0021:0024:00TueTueWedWedThuThuSunSun2017年お茶の水女子大学生活科学部卒業。株式会社ロピアに入社し、店舗マネジメント業務を経て、本社に所属しグループ会社3社へ出向。小売り向けのPB商品開発などに携わる。2021年に企業派遣でWBSに入学し、長内厚教授の「日本のイノベーション戦略」ゼミに所属。修了後の現在は出向先のグループ会社で輸入調達や商品開発などを担っている。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。信託銀行を経て社会福祉法人に転職。介護支援専門員や高齢者施設管理者などを経験したのち、法人本部にて児童福祉施設および高齢者福祉施設の開設準備業務全般に従事。現在は同法人の理事長を務める。2022年4月WBSに入学。竹内規彦教授の「組織行動」ゼミに所属している。論文/文献の輪読・勤 務発表資料作成ゼミ 1コマ受講予習・振り返り・課題レポート作成予習・振り返り・課題レポート作成必修コア科目計2コマ受講勤 務予習・振り返り必修コア科目計2コマ受講勤 務勤 務予習・振り返り予習・振り返り・課題レポート作成必修コア科目計2コマ受講選択必修コア科目 1コマ受講必修コア科目 1コマ受講クラスメイトとグループワーク・発表資料作成サブゼミ 1コマ受講予習・振り返り・課題レポート作成勤 務予習・振り返り・課題レポート作成祖父が創業し、父が事業拡大した社会福祉法人を3代目として受け継ぎ、理事長に就任したことがWBSへの入学のきっかけです。社会福祉法人という特殊な業態が地域の信頼に応えながら事業継続を果たし、さらに事業の枠を超えて地域貢献できる可能性について検討したいと考えました。これまで実務と人間科学研究の両側面から、福祉業界における人材不足に関する組織マネジメントについて知見を深めてきましたが、一方で自身の視野が狭くなっていたことにもWBSに入学して気づかされました。特に経営者として経済学や会計学の見識を持つ必要性を強く感じたことから、「企業の経済学」や「財務分析と財務管理」などの科目も履修。福祉業界特有の実務や会計基準の視点を拡大し、より体系的な知識に基づく思考力や分析力を身につけることを目指しています。また、過去に博士論文で取り組んだ研究テーマを心理学ディシプリンでより深く分析検討したいとの考えから、組織行動ゼミを選択しました。竹内先生は実務における具体的な組織行動を瞬時に理論と結び付け、心理学領域に関する広いご見識から丁寧にわかりやすく理論構築や研究情報を教えてくださり、理解を着実に深めることができています。今後はWBSで得た学びを基盤とし、福祉業界を取り巻く社会情勢を踏まえた事業展開を検討・推進し、100年経営を目標に次世代へ経営のバトンをつなぐことをキャリアゴールとしています。本学で学んだ経済学や心理学、社会学、会計学などの多角的な視点を取り入れながら、引き続き実務と研究に邁進していきます。出向先のグループ会社で経験を積む中で、自身としても会社全体としても、経営やマーケティング、会計などの体系的な知識を強化する必要性を強く感じていました。自らのキャリアアップと全社的な人材レベルアップの両方につなげることを目標に、自社の派遣制度を利用してWBSに入学しました。イノベーションをテーマにしたゼミでは、少人数のディスカッションやきめ細かい論文指導を通して自身が掘り下げたいテーマを固めることができ、自社の経営者のコミュニケーションに着目した論文を執筆しました。これまで感覚として捉えていた自社の強みや課題について、研究を通してアカデミックな目線で分析し考察を深めたことで、今まで認識していなかった新たな側面を見出すことができました。先生とゼミ生や、ゼミ生同士の距離も近く、今後も頼れる恩師や仲間を得られた実感があります。全日制グローバルには多様な国籍や背景の学生が在籍し、すでに会社を経営している学生や事業承継予定の学生もいます。そのためグループワークではものの見方や考え方の違いが議論をより豊かにし、非常に新鮮で有意義でした。自身の業界や業種、経験則といった狭い世界にとらわれず、広い視野でものごとを捉えられるようになったことは一番の変化です。WBSで培ったアカデミックな知識や経験は今、業務に取り組む際の考え方の軸として活きています。商品開発という自身の強みを柱にしながら、今後は出向しているグループ会社の経営に関する業務にも挑戦していきたいと考えています。※2023年度より授業開講時間は変更しています。FriFriSatSat修了生在学生神例 英里香 さん 2023年3月修了塚本 恵里香 さん 2022年4月入学体系的な知識に基づく思考力や分析力を礎に実務と研究に邁進したいアカデミックな分析を通じこれまで感覚的に捉えていた自社の強みや課題が明確に

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