法学研究科 (日本語)
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7修士課程 :公法学専攻専修科目専修科目、専修科目以外の科目および他専攻の科目等合計国際法特殊研究国際政治学研究国際環境法研究自然保護法研究社会保障行政法環境政策研究海上安全論海事政策研究専修科目自らの社会人研究課題科目専修科目・自らの社会人研究課題科目、および他専攻の科目等合計法学研究の基礎 トランスナショナル・プログラム比較家族法国際交流能力養成科目(英語)国際交流能力養成科目(フランス語)国際交流能力養成科目(ドイツ語)22単位30単位■ 共通科目区 分早稲田大学法学部では中島徹教授の憲法ゼミに所属。2020年に 卒業後、早稲田大学法学研究科修士課程公法学専攻に進学。中島 教授に引き続き研究指導を受けながら、カナダにおける女性の人工妊娠中絶の権利について修士論文の執筆に取り組んでいる。2022年より博士後期課程公法学専攻に進学。区 分修了所定単位4単位4単位憲法行政法刑法刑事訴訟法修士(法学)■ 専修科目憲法研究 比較憲法研究 行政法研究 刑法研究刑事訴訟法研究 刑事政策研究 犯罪者処遇法研究 国際法研究 国際関係論研究 国際経済法研究 学部時代、法学部の学びと並行して、他学部の提供科目を通してジェンダーやフェミニズムのテーマに関心を深めました。その過程で、市民活動の文脈で語られる「人権」が、法学的な意味合いとは異なっていることや、法学部と他学部の授業では内容に整合性がとれない と感じる部分があることが、次第に気にかかるようになりました。その原因を探り、今ある法そのものについて深く考えてみたいと、法学研究科への進学を選びました。 現在は、女性の人工妊娠中絶の権利についてカナダ憲法と絡めながら研究を進めています。カナダはイギリス法を継受し、また英米法圏の一部であるので、大学院の授業で英国憲法・行政法の判例や法令の読み方の基礎を習得したことが、研究に役立っています。この研究テーマに絞り込むまでには1年がかりで試行錯誤を重ねましたが、毎回のゼミでの指導教授や先輩方の的確なアドバイスから多くの示唆を得ました。また、夏休みに憲法専修の複数のゼミが一堂に会するオンライン研究発表会があり、ほかのゼミの修士・博士の先輩方の研究内容に触れられたことも貴重な機会になりました。 修了後は博士後期課程で研究を続ける予定です。そのためにも修士の今は、憲法理論への理解を深めるだけでなく、研究や論文執筆における自分のスタイルを探り、研究者になるための基礎的な素養を身につけることに努めたいと思います。将来的には憲法学研究者として、より良い社会を目指す市民活動を、理論面からサポートできればと考えています。刑事政策国際関係法(公法)■ 専修科目以外行政法特殊研究地方自治法研究租税法研究租税法特殊研究租税法各論教育法研究情報法経済刑法研究刑事政策特殊研究刑事法特殊研究刑事訴訟法特殊研究標準修了年限 2年 ※早期修了(1年)制度あり1.修士論文2.修了必要単位数 30単位(2023年度情報)※当該年度休講科目も掲載しています※2024年度開講科目は変更となる場合があります公法学専攻2022年3月修了研究指導:専修名取得学位科目紹介修了要件<社会人入学者>修了所定単位4単位26単位30単位憲法理論への理解を深めると同時に憲法理論への理解を深めると同時に自己の研究スタイルを探る22年間に年間に自己の研究スタイルを探る修了生春藤 優 さん

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