法学研究科 (日本語)
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修士課程 :先端法学専攻 11■ 選択科目著作権法研究出願実務と権利の活用商標法・不正競争防止法知的財産権法研究経済法Copyright Law in JapanComparative Studies of Intellectual Property LawPatent Law in JapanIntroduction to IP Law現代アジア・リージョン法LL.M.コースのElective Courses社会人に配慮した授業形態を実施しています。・ 平日夜間と土曜日を中心とした時間割です(英語科目は昼間開講あり)。 弁護士、弁理士、元裁判官など充実の講師陣法科大学院との共同講義を開講英語による授業科目も提供 6単位 6単位18単位30単位特許法特許紛争処理法著作権法著作権等紛争処理法知的財産訴訟の実務国際知的財産法比較知的財産法研究国際知的財産紛争処理法■ 必修科目■ 選択必修科目1998年東京都立大学大学院工学研究科修了。知的財産サービス会社を経て、特許法律事務所に勤務。2018年4月より早稲田大学大学院法学研究科修士課程先端法学専攻知的財産法LL.M.コースで学ぶ。修了後、知的財産高等裁判所で裁判所調査官を務めた。修士(先端法学)LL.M.知的財産法研究先端法学論文演習標準修了年限 1年1.修士論文(リサーチペーパー)2.修了必要単位数 30単位 特許法律事務所勤務時は特許出願業務のほか、国内外の知財情報の収集・分析・発信などにも携わってきました。その中で、複数の知的財産法による保護を考えるべき場面に対応するためのスキルを向上させたいと考えるようになりました。加えて、弁理士の資格取得から10年以上が経過したこともあり、知的財産法全般を今一度学び直すことも目的に、仕事を続けながら法学研究科で学ぶことを決めました。 日々の特許出願業務では定められたルールに沿って手続きを進めることが主となり、制度そのものについて深く考える機会は多くありませんでした。それに対し大学院では、特許制度はもちろん知的財産権制度はどうあるべきかについて、さまざまな業界・立場で知財に関わる人たち・関心を持っている人たちと高いレベルで意見交換を重ね、突き詰めて考察できたことが印象に残っています。これまで実務で感じていた疑問点を、講義を通して先生方に直接質問したり、受講生同士で議論したりしながら自らの考えを深めることができたことも有意義でした。1年間の短い期間でしたが、研究の奥深さを体感するとともに、知的財産権への見方をリフレッシュする良い機会にもなりました。 修了後、弁理士会で募集があった知的財産高等裁判所の裁判所調査官に応募し、2022年 9月までの3年の任期でその職に就くことになりました。この業界に入ったときには想像も していなかった道であり、事件の審理において特許実務と技術的事項の観点から裁判官をサポートする役割はとてもやりがいがありました。今後もLL.M.コースで得た学びを引き 続き実践していきたいと考えています。必修科目選択必修科目選択科目(選択必修科目余剰分を含む)合計※欠席時の対応については担当教員の指示を仰いで下さい。(2023年度情報)※当該年度休講科目も掲載しています※2024年度開講科目は変更となる場合があります先端法学専攻 (知的財産法LL.M.コース)2019年3月修了修了要件取得学位科目紹介授業形態多様な立場からの意見や視点に触れ多様な立場からの意見や視点に触れ制度のあり方を深く考察する機会に制度のあり方を深く考察する機会に修了生山口 和弘 さん

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