法学研究科 (日本語)
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9修士課程 :基礎法学専攻段 皓文 さん専修科目専修科目、専修科目以外の科目および他専攻の科目等合計法学研究の基礎 トランスナショナル・プログラム比較家族法国際交流能力養成科目(英語)国際交流能力養成科目(フランス語)国際交流能力養成科目(ドイツ語)専修科目自らの社会人研究課題科目専修科目・自らの社会人研究課題科目、および他専攻の科目等合計22単位30単位■ 共通科目中国・重慶出身。2020年早稲田大学法学部を卒業後、早稲田大学法学研究科修士課程基礎法学専攻に進学。法社会学を専修し、楜澤能生教授の指導のもと、日中両国の土地法について修士論文を執筆。2022年3月に修了し、デル・テクノロジーズの上海オフィスに勤務。帰国 1年目に中国の司法試験にも合格。基礎法学専攻2022年3月修了区 分区 分修了所定単位4単位4単位法社会学法哲学法史学修士(法学)■ 専修科目ローマ法研究 日本法史学研究法社会学研究法哲学・法思想史研究 英米法研究 フランス法研究 ロシア法研究中国法研究英米法フランス法ロシア・東中欧法中国法■ 専修科目以外法社会学特殊研究法哲学・法思想史特殊研究日本法史学特殊研究英米法特殊研究西洋法史学研究ローマ法特殊研究ドイツ法研究フランス法特殊研究中国法特殊研究比較環境法研究ヨーロッパ法特殊研究ロシア法特殊研究標準修了年限 2年 ※早期修了(1年)制度あり1.修士論文2.修了必要単位数 30単位 中国の高校を卒業後に早稲田への留学を選んだときから、修士課程への進学を視野に 入れていました。学年が上がり周囲の友人が就職を決めていく中で、迷った時期もありましたが、学問をより深く究めたいという初心に沿って進学を志望しました。ちょうど学部4年生だった2019年8月に、中国で農村部の土地制度改革の一環として土地管理法などの改正が行われ、今後の改革の行方に強い関心を持っていました。この分野を研究されている楜澤能生先生に研究指導を仰ぎたいと考え、法学研究科の基礎法学専攻に進みました。 修士論文では中国の農地法について、日本との比較による研究に取り組みました。本来であれば日中両国で農村調査を実施したかったのですがコロナ禍で断念せざるを得ず、 中国の学術会議への参加もかないませんでした。それでも、日本国内でできる範囲でフィールド調査に努め、千葉県でオーガニック農園を営む早稲田の卒業生に自分で連絡を取り、 見学にも訪れました。こうした調査結果も交えながら日中の農地法を比較し、今後の中国の農地制度改革に有効な方法を考察し、論文にまとめました。 修了後は米国デル・テクノロジーズの上海オフィスでの勤務が決まっています。法学研究科での2年間を通して視野が大きく広がったことで、学部時代には想像もしていなかった、 グローバル企業で働くチャンスをつかむことができました。早稲田で培った法学の専門性や語学力を発揮し、多国籍の関係者同士をつなぐ懸け橋として貢献したいと思います。(2023年度情報)※当該年度休講科目も掲載しています※2024年度開講科目は変更となる場合があります研究指導:専修名取得学位科目紹介修了要件<社会人入学者>修了所定単位4単位26単位30単位培った法学の専門性や語学力を培った法学の専門性や語学力をグローバル企業の職務に発揮したいグローバル企業の職務に発揮したい修了生

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