早稲田大学法科大学院 7つの強み退 勤出 勤リーガル・クリニック、エクスターンシップ3ヵ所3ヵ所LEGAL CLINIC & EXTERNSHIPS PROGRAM早稲田リーガルコモンズ・プロジェクト(WLCP) https://legalcommons.jp/研究科が輩出した人材群が、次の人材群を育成する。109:3010:00 12:00 15:00 16:30 17:00 18:00 法実務の現場に学生を派遣し、幅広い法サービスに触れることにより、理論を実務として昇華させるとともに、将来活躍したい分野を見極める貴重な臨床カリキュラムです。実務家とともに実際の案件に携わることで、法曹の仕事ややりがいを理解し、将来活躍する分野やめざす法曹像を明確にします。将来を見据えた有効な実務体験を実現するために、全国で活躍する稲門法曹のネットワークを活かし、豊富な受入先を用意。商社、サービス業、金融系、IT系、知的財産を扱う企業や、多様な事案を扱う法律事務所、官公庁や国際機関、各種団体など、専門的で幅広い受入先の拡充に注力しています。本研究科でも実績のある官公庁への派遣では「霞が関法科大学院生インターンシップ」制度により、各府省における実務体験への門戸が開かれています。河﨑 健一郎(2007年 本研究科修了)早稲田リーガルコモンズ法律事務所弁護士・代表パートナーエクスターンシップの受入先 計61機関(2021年度実績)身につく力法律事務所官公庁主な活動内容裁判所への同行法実務の現場に入って実践力を養成するエクスターンシップエクスターンシップ 受講者の声法曹界へ向け、決意新たに。人の想いに寄り添える法曹になるために。主な活動内容事案の検討田尻 駿2021年 早稲田大学大学院法務研究科 入学2023年 早稲田大学大学院法務研究科 修了実際の事案や人との出会いが、なりたい法曹像を具現化。記録検討及び保釈請求書起案覚醒剤事犯の記録を検討し、保釈請求書を作成。事件記録と条文を横に置き、要件該当性を検討していきました。 あらゆる選択肢や可能性を探りながら、事案について検討。多岐にわたる分野への理解を深めたり、コロナ関連の緊急性の高い事案など、新しい問題にも即座に対応できる能力についても身につけます。 興味のあった刑事弁護や司法過疎問題を学ぶことのできる派遣先を希望し、保釈請求書等の作成に取り組んだり、実際の法律相談に同席したりする中で、法律家という職の責任の重さとやりがいを強く感じました。「今日、先生に話を聞いてもらえて本当によかった」と言って帰られる相談者の方々の姿に、今の日々の努力がいつか誰かの「希望」に繋がっていくのだと実感しました。近い将来、法曹界へ大きく羽ばたいて、世の中に貢献できるよう、着実な歩みを重ねていきたいです。地域ラジオ局収録見学事務所の先生方が担当されている法律コーナーの収録を見学。難解な法律用語をリスナーにわかりやすい言葉で説明する重要性を感じました。 様々な打ち合わせや現場への同行を通じて、「弁護士」のイメージを膨らませます。依頼者の話を聞き、ただ共感して同情するのではなく、訴訟になった際の勝算や弱点などをはっきり伝えることも求められます。エクスターンシップに参加した学生の一日主な活動内容実務家と同席し打ち合わせ家庭裁判所へ書類提出弁護士会館訪問家庭裁判所への書類提出に同行。その後、弁護士会館の様々なフロアを案内していただきました。法律相談への時効援用書同席賃料支払をめぐる相談。民法の授業で勉強してきた有名な論点知識等が実務でどう活きてくるのか学びました。「時効の援用」の仕方を学びました。今後、授業などで登場したときには、より明確にイメージすることができそうです。授業内容+αの応用力、法実務の理解 エクスターンシップでは、訴訟の会議や判決に立ち会うことも。弁護団の「原告のために」という強い思いや熱量を肌で感じることができます。裁判所の前で「旗出し」を見るなど、仕事のやりがいを実感します。 本研究科を修了した弁護士が中心となって設立された早稲田リーガルコモンズ法律事務所と連携し、学生に最前線の実務に触れる機会を与え、多様な分野への進出を後押しする。それが早稲田リーガルコモンズプロジェクト(WLCP)です。実際の法律事務所において、模擬的実務を経験するエクスターンシップ・プログラムや、本研究科の修了生をアソシエイトとして受け入れ、多くの事案に取り組みながら法律家としての基礎を学ぶアソシエイト制度を用意しています。(外国法事務弁護士事務所を含む)51ヵ所(経済産業省、法務省、総務省)起案(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス、日本製鉄 他)4ヵ所(経団連、家庭問題情報センター 他)企業法務部各種団体2
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