社会とともに変遷する「人間関係」を多様な観点から検討する複雑に絡み合う東ヨーロッパのナショナリズムの根源を探る「居場所」をキーワードに子どもや若者の多様な学びのありようを考える文字や表記をどのように捉えてきたのかを明らかにしたい04「古今兼学、語文双修」(古典から当代まで、言語学から文学・ポップカルチャーまで) を合言葉に中国の言語・文化を多角的に探求し、高い中国語能力と中国に関する広く深い知見を持つ、国際的に活躍できる人材・研究者を育成しています。海外の大学・研究機関との相互留学・共同指導も進めています。【日本語学分野】 澤崎文 准教授【教育学分野】 阿比留久美 教授【史学分野】 中澤達哉 教授本編はこちら【社会学分野】 石田光規 教授東洋哲学コース南アジア(主としてインド)および東アジア(特に中国・日本)を中心とする地域の思想や宗教の研究ができます。それぞれの課題を深めるため、関連領域の多彩な講義が開講されています。津田左右吉以来の伝統を持ち、今日では国際的な研究交流も盛んに行っています。日本語日本文学コース上代から近現代までの日本文学研究、和漢比較文学研究、語彙・音韻・文法などの日本語学研究と、さまざまな領域を広く深くカバーしています。多彩な学生が集まり、国際色豊かで活気に満ちています。研究者として活躍する修了生も多く、早稲田大学国文学会など、研究を深め交流できる場も整っています。ロシア語ロシア文化コース文学をはじめとする芸術、思想、宗教など、ロシア文化の様々な領域をカバーし、中世から現代まで体系的に捉えられる教員を■えた本コースでは、その長い研究の伝統と国内外の最新の動向を踏まえつつ、学問的な力と研究成果を発信する力を育んでいます。日本史学コース古代・中世・近世・近現代の各時代に複数の専任教員を擁し、本格的な日本史研究を領域横断的に展開しています。その際、アジア・ヨーロッパとの関係も視野に入れています。研究者、アーキビスト、学芸員、教員など専門性を活かした職業につく修了者も多く、研究教育環境が整っています。文化人類学コース①基礎教育の確立、②フィールドワーク教育に重点をおいた指導をしています。宗教や経済、開発、移動、ジェンダーなどを専門領域とする専任教員と多彩な非常勤講師が一体となって、充実した研究教育指導をおこない、個々のフィールドワーク実施と研究テーマの探求をサポートします。国際日本学コース日本と世界各地域がそれぞれに蓄積してきた日本文化・文学研究の方法と成果を融合させ、英語と日本語によるハイブリッドな教育・研究活動を行い、日本学研究を国際的に牽引していく研究・教育者や国際的な企業・機関で活躍しうる人材を養成します。心理学コース心の理解を目指し、知覚・行動・神経生理・動物心理といった基礎科学領域から、学習・認知・言語・発達・文化・社会心理・犯罪心理・臨床まで、幅広い分野で領域をけん引する教員が研究指導しています。充実した研究設備を備えた学際的な環境で、国際的に活躍できる研究者・心理師の養成を目指します。英文学コースネイティヴ・スピーカー主導によるアカデミック・リテラシーの向上をはじめ、英語圏文学・英語学・英語教育を専門とする多彩な教員の下で幅広い知識や解釈力を養い、研究能力・学術的発信力の育成に努めています。中国語中国文学コース東洋史学コース2020年度に中国古代史を専門とする新任教員をむかえ、従来の「東洋史」の諸概念にとらわれない研究を展開しています。関連する欧米・アジア諸国の研究者による講演や訪問研究も多く、日本に居ながら世界の最先端との交流が可能です。 表象・メディア論コースメディア・身体・イメージという三つの観点を軸とした、演劇や映像、現代思想等に関わる領域横断的な研究の実践の場です。情報学、サブカルチャー、人間行動学、近現代アート、舞踊学、クィア文化論、人形文化論を専門とする新任教員が加わり、国内外の文化を牽引する研究者や実務家の育成を目指しています。社会構築論コース(修士課程のみ)地球的課題や日本社会の抱える諸問題を批判的に分析し、それらを解決する新たな知を創出することを目指し、多彩な専門分野を擁する講師陣が連携して研究指導にあたります。学際的なアプローチかつ実践プロジェクト型の学びのスタイルを通じて、国際社会や地域社会で貢献する即戦力を養います。
元のページ ../index.html#5