182011年~2015年 学位取得● 「対話的アセスメント」の意義と課題 -日本語教育における「実践研究」からの問い-/● 韓国人日本語学習者の要約作文における文章構造の理解と表現 -日本語母語話者との比較-/● 漢字学習の「気づき」に関する考察 -日本の韓国学校の高校生を対象にした誤表記研究から-/ ● 講義理解過程におけるアカデミック・インターアクションに関する実証的研究/● 国際的人材としての日本語教師養成に向けて -母語話者JFL教師に望まれる資質の分析から-/● 日本語教育のための「形」「意味」「使用環境」を連動させた選好傾向の記述 -初級の類義表現を事例として-/● 「初級文型の硬直化」を克服する口頭表現教育に関する考察 -評価的複合形式を持つ初級文型を中心に-/● 韓国の日本語教科書に関する研究 -高等学校の教科書にみる日本観を中心に-/● 授業実践における日本語学習者のコミュニケーション観に関する研究 -「ありたい自分」の実現を支援する教育を目指して-/● 日本語教師の成長の再概念化 ―日本語教師のライフストーリー研究から―/● 言語教育としての「自分の日本語」その意義と可能性 ―「日本語人生」という物語の意味―/● 社会参加のための言語教育 -多元的社会における言語政策とアイデンティティ管理のために-/● 戦後の国家と日本語教育 ―国会会議録の分析を中心に―/● 中国の大学日本語専攻教育における学習環境の構成と「学び」の実態 -新たな「ことばの力」の育成を目指して-/● 日本語教育における間接的言語行為に関する研究 -中国人日本語学習者を対象として-/● 表現につないでいく力を支援するための「文法教育」の提案 -韓国高等教育機関の日本語文法教育の実態調査から-/ ● 書くという相互行為を支える日本語教育 -省察的対話がもたらす第二言語の獲得-/● 日本語教育における≪「言語」≫と≪「国籍」/「血統」≫ の関係性 -「在日コリアン」として生まれ育った在韓日本語教師のライフストーリーから-/● 中国の大学専攻日本語教育は何を目指して来たか -日本語教科書と国語教科書との近似性・包摂に焦点を当てて-/● タイ人日本語学習者の独話における助詞「ネ」の機能の研究/● 日本語学習者における音韻習得に関する研究 ―中国語方言話者のナ行音・ラ行音聴取を事例として―/● 短期留学生のソーシャル・ネットワーク形成と日本語教育 ―寮という実践コミュニティの参加分析―/● 中国の日本語教育と大学日本語専攻生の対日認識の形成に関する研究 ―日本語教育における「個人」の意義―/● 接続表現とノダの統括機能に基づく文章・談話の展開的構造 -大学学部留学生のための講義の理解と新書の読解-/ ● 「注釈挿入」や「言い直し」はどのように実現されるか ―コミュニケーションの「全体」から「部分」をみる―/● 日本語教師性を構築する制度と日本語教育 ―教師主体の日本語教育の構想に向けて―/● 日本語教育における連語による学習の研究 ―単語単位の語彙学習からの転換を目指して―/ ● 日本語教室における意味世界の協働構築とコミュニティの創造 ―日本語学習者の相互行為と認識の変容を通して―/● 中国の大学日本語専攻教育における卒業論文支援に関する実践研究 ―支援活動を通した学習者の学びのプロセスをもとに―/● 日本語学習者における文法知識の習得 ―ガ格をマークする「は」と「が」を事例に―/● 日系ペルー人児童の複言語能力とアイデンティティに関する一考察 ―日本語教育とバイリンガル 継承語教育の観点の融合を目指して-2016年~現在 学位取得● 教科書からみた敬語教育の改善に関する研究 ―中国の大学における日本語専攻教育の調査から―/● 日本語教育実践はどのように改善されるか ―韓国での「ピア・サポート」の試みから―/● 評価プロセスの多様性の共有による待遇コミュニケーション教育に関する考察/● 「まなざし」の観点から再考する子どもへの日本語教育実践 ―実践者の「まなざし」の形成過程に着目して―/● 留学生エンロールメント・マネジメントと日本語教育 ―小規模大学の取組みを通して―/● 日本語教育のための情報収集の談話の展開方法 ―韓国人日本語学習者の会話教育の提案―/● 「コミュニケーションのメタ認知力」の向上を目指す日本語教育 ―日本語の談話におけるメタ言語表現の分析を通して―/● 音声コミュニケーション 教育の実践をとおした実習生の学び/● 日本語学習者は自らのことばの体系をどのように構築しているのか ―関連表現とみなした言語項目を手がかりに―/● ビジネス日本語の新しい定義と教育内容の再考 ―ビジネス接触場面の当事者の意識に基づくビジネス日本語教育の内容―/ ● 「複言語育児」を実践する親たちの意味世界 ―共通了解の成立を目指す日本語教育の提言―/● 日本語の作文教育における文章構造の研究 ―韓国人学習者による「まとまりの欠如」の課題―/● 複数言語環境で生きる子どもの生活世界から構想する年少者日本語教育 /● 大学大衆化時代における日本語教育の役割と可能性 ―グローバルシティズンシップの育成をめざした研究と実践の試み―/● 「新しい能力」の教育としての日本語教育における日本語教師研修 ―現状の分析と実践を通しての研修モデルの構築―/● 「学習と人生のつながりの軸」の形成と意識化をめざした日本語教育 ―フランスの日本語専攻学生の移動性に注目して―/● 日本語教師の学び合いの場を協働構築する意義 ―マレーシア人教師と日本人教師による社会的実践活動の分析から―/● 新たな社会をつくる「成人教育(adult education)としての日本語教育」の研究 ―在日パキスタン人コミュニティのことばの使用と学習のリアリティを軸として―/● 生活者のLifeを支える「ことばの学び」を促す地域日本語教育とは 何か ―結婚移住女性のエスノグラフィー から見る理念と方途―/● 日本語教育における産出的語彙学習を実現する教育的枠組み ―中国の大学日本語専攻生の語彙学習の改善を事例に―/● 「コミュニケーション論」の視座に基づく第二言語教育・学習の研究の構想 ―社会的視点からの談話分析の射程と可能性―/● 留学生のキャリア形成を支援する大学日本語教育の役割 ―キャリア形成プロセスの言語化を通じて―/● 外国人大学生のための「キャリア日本語教育」の理論と実践 ―「自己構成」の観点からみた「ビジネス日本語教育」への提言―/● 「学習者視点」に基づく「ことばの多様性」の学習に関する研究 ―「人称表現」における多様性を対象として―/● 創造的想像力を触発する日本語教育 ─創作活動による日本語学習環境デザインの理論と実践─/● コミュニケーション行為としての日本語ビジネスメールに関する研究/● 日本語の音声の習得と教育における母語の役割 ―学習者の母語と母方言を活用した音声教育を目指して―/● 日本語教育のためのマルチモーダル・コミュニケーションの基礎的研究 ―メディアを要素とした「場面」と「意識」の考察を中心に―/● 韓国における日本語作文教育に関する研究 ―韓国の教科書に見える意見文の様相から―● 学び続ける学習者を支える学習スタイル適応能力の育成 ―フランスの地方大学で日本語を専攻する大学生の学習スタイルと会話授業の分析―/● 中国人学習者の日本語破裂音の自己調整学習 ―知覚・生成能力と学習意識・行動を中心に―/● 海外環境における日本語音声教育のあり方 ―フランスの大学での実践を基に―/● 複数言語環境で育つ高校生のリテラシーを育む日本語教育のあり方 ―「書く」ことの教育実践を通して―/● 日本語の論文要旨の文章構造に関する基礎的研究/● 多様性を尊重する音声教育の実現に向けた提案 ─日本語教師の音声に対する規範意識の捉えなおし─以下は、これまでに当研究科に提出され、博士学位を授与された2011年以降の博士論文題目です。日本語教育学の広がり、および、当研究科で研究できるテーマの多様性が見てとれます。なお、2002年度以降の著者の許諾を得た論文および2013年度以降の全ての論文は、早稲田大学リポジトリ(Webサイト)で公開されています。早稲田大学リポジトリ:https://waseda.repo.nii.ac.jp/博士後期課程博士論文題目
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