12以下は、過去2年間に提出され、修士学位を授与された修士論文の題目(本人公開許諾済のもの)です。日本語教育学の広がり、および、当研究科で研究できるテーマの多様性が見てとれます。2022年3月修了● JSLの子どもたちのことばの学びを支える視点 ― JSL児童だった日本語指導員の実践から ―● 慰めのコミュニケーションに対する認識の考察● 日本社会で生きる人の学びを支える日本語教育実践の在り方を問う ― 技能実習生のエスノグラフィーを通して ―● 中国人日本語学習者における語彙的複合動詞の意味推測 ― 語彙的複合動詞の語構造に焦点を当てて ―● 接触場面における「言いたかったが言えなかった」ことについての研究 ― 中国人留学生の意識をめぐって ―● 演劇的アプローチを用いた感情音声の指導 ― 応用インプロによる学習者の気づき ―● 日本語教育は難民申請者に対する日本語支援にどのように関われるか ― 神奈川県鎌倉市の難民申請者支援施設を事例として ―● 興味や関心を目的とする年少者向けの日本語オンライン授業のあり方について ― 教師に焦点を当てて考える ―● JSL児童生徒に日本語指導を行う教師に必要な学びの場とは ― オンライン勉強会を通じて ―● 「正しい日本語」との共生 ― オート・エスノグラフィーを通して ―● 案内・規制のためのサインをわかりやすくするために、作成機関・作成者に求められる視点 ― 日本語教育の観点から ―● 二要素複合名詞アクセントの習得における意味関係についての意識 ― 中国人日本語学習者を対象に ―2022年9月修了● 複数言語環境で成長する幼児期の子どもへの日本語教育実践のあり方 ● 多様な参加者は地域日本語教室に何を思い描き、なぜ人と関わり合うのか ― 活動目的の構築を目指した実践とM-GTAによるインタビュー分析 ―● 大学院留学生の研究室コミュニティへの参加と「ことば」の学び ― 自己エスノグラフィーを通して ―● 日本で育つ外国ルーツの子どもの言語獲得 ― 幼少期日本語教育の現状と課題 ―● 非母語話者オンライン教師の日本語教育における位置づけ ― 中国語母語話者教師の分析から ―● JSL生徒にとって複数言語を使用する日本語指導の意味に関する考察 ― メトロリンガリズムの視点から ―● 介護施設における連携・協働関係の構築を考える ― 日本語教育の観点から ―● 日本語学習者の発音学習意欲の減退 ― 意識の変化に関する分析を通して ―● JFL環境における日本語専攻学生の発音学習過程 ― イントネーションを中心に ―● 「日本帰り」の子どもの生のリアリティについて考える ― 日本語教育学の観点から ―● ものづくり技能実習生の第二言語不安 ― 市民リテラシーの観点から誰がどのように支援できるのか ―● 幼少期より複数言語環境で成長した日本語学習者の「複言語人生」と日本語教育 ● 中国の日本語教育における「協働学習」への再考 ― 大学における専攻日本語教育を中心に ―● 中国語母語話者による長母音習得プロセスの実態 ― 語レベル・文レベルでの生成に着目して ―修士論文題目
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