商学研究科 (日本語)
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早稲田大学商学部を卒業後、東レ韓国支社に入社。1年後、東レを退社して商学研究科へ進学し、再びビジネスの世界へ。世界最大級の総合コンサルティングファーム、PwCの日本法人を経て、現在PwCオランダ法人で輝き始めた李氏が行き来した、学問とビジネスの世界に興味津々。世界中から優秀な人材が集まる職場。修士での研究テーマがそのまま自分の強みになる。早稲田大学商学部卒業後、東レ株式会社入社早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了PwC JapanグループPwCアドバイザリーオランダ法人03※特別推薦入試制度─早稲田大学商学部に2010年度以降に入学し、出願時点で卒業後5年以内かつ卒業時点の通算学業成績(GPA)が2.50以上の卒業生は筆記試験が免除される。 2018年度より開始。李:学部生の頃から大学院進学を考えていました。学部では与えられた学びが中心だったので、自分が主体となって行う研究活動に興味があったからです。それでも就職活動で内定をもらったため、一度就職を経験してみたくなり、東レに入社することに。ところが、企業で実務経験を重ねるにつれ、研究への思いがますます強くなり、商学研究科に進学しました。博士後期課程への進学も検討しましたが、希望する会社から内定をもらえたことに加え、仕事内容が研究テーマに通じるところがあり、再び就職の道を選択して今に至ります。李:文系の学生は大学院に進学しないイメージを持っていましたが、私が籍を置く企業には大学院出身者が多く、同僚たちは大学院で身に付けた自分の強みを積極的にアピールしてきます。あえて大学院に進学するメリットを挙げるならば、誰より自分が詳しいジャンルを持てるので、百戦錬磨の同僚たちに気後れすることなく自信をもって仕事に取り組めることだといえるかもしれません。私は一般入試で筆記試験・口述試験を受けて入学しましたが、今では特別推薦入試制度※があるので、早稲田大学商学部の出身者はかなりチャレンジしやすくなっていると思います。社会人になっても一つ上を目指したい方は、ぜひ門を叩いてほしいです。graduate修士課程へ進学することは、2自分の強みを手に入れること。

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