商学研究科 (日本語)
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経営管理コース経営管理コースマーケティング・国際ビジネス専修経営専修11早稲田大学商学学術院教授神戸大学、博士(経営学)。広島大学大学院社会科学研究科、助教授、早稲田大学助教授、准教授を経て現職。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院客員研究員。経済産業省ダイバーシティ経営100選・ダイバーシティ経営プライム運営委員。専門は、国際経営論、多様性のマネジメント。著書に『ダイバシティ・マネジメントー多様性をいかす組織』(白桃書房)など。人間の行動は見えない社会の規則に縛られています。私はリーダーシップやチームワークの隠れた仕組みに興味を覚え、科学の世界に足を踏み入れました。現在はリクルート社から社内チャットデータの提供を受け、情報共有を活発化させるリーダーの行動を共同調査しています。何か月にもわたる膨大な社内チャットは、誰と誰が会話するかを可視化します。このデータを用いて、リーダーが誰と会話すると事業所全体で情報共有の活性化が起こるかを発見します。このような研究にロマンを感じる方の応募を、村瀬研究室はいつでもお待ちしております。グローバル化に伴い、ダイバーシティを活かし戦略的な変革を行うことが、企業にとって必要不可欠になっています。多様性は多面的で、何に目を向けるかにより個人、チーム、組織にもたらす成果が変わります。知識・スキル・能力の違い、価値観の違い(文化的距離)、パワー(権限)の大小は、異なるプロセスを経て、異なる成果につながります。組織の変革の段階によって、これらのうちどの多様性がより顕著になり、成果に影響するのか。また、顕著になった多様性を、個々人が認識し自らの行動につなげるのか(Diversity & Inclusion)。多国籍企業のトップマネジメントチーム(経営幹部層)の属性データやインタビュー調査に基づき、ミクロ・マクロ双方の視点で、多様性が企業業績にむすびつくメカニズムを明らかにします。早稲田大学商学学術院准教授California State University(CSU), Stanislausで心理学部卒業後、CSU, San Bernardinoで修士号取得。University of Central Floridaで産業組織心理学博士号取得。Northwestern UniversityとGeorgia Institute of Technologyのポスドク、Roosevelt University心理学部のAssistant Professorを経て、2017年より現職。専門はリーダーシップとチームワーク。研究指導[経営戦略][組織・戦略][経営・組織][ビジネスモデルと競争戦略][企業社会論][競争戦略][アントレプレヌールシップとクリエイティビティプロセス][経営戦略と産業組織][組織行動・人的資源管理][技術とイノベーションのマネジメント][チーム・リーダーシップ][企業法][ヒューマンリソースマネジメント][経営戦略と自然環境]研究指導[マーケティング戦略][マーケティング・サイエンス][広告理論][デザイン&ブランドイノベーション・マネジメント][マーケティングと新市場創造][マーケティングとイノベーション][消費者行動論][グローバルビジネスとグローバルリーダーシップ][国際経営][貿易商務][国際貿易と多国籍企業][国際貿易理論][国際経営と組織制度論][研究指導]国際経営[研究指導]チーム・リーダーシップ理論とデータで隠れた規則を発見する多様性が経営成果にむすびつくメカニズムを探る谷口 真美教授村瀬 俊朗准教授

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