人間科学研究科 (日本語)
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ResearchArea ○○○○○○○○○○○07Theme「「利住用居・者・建居築住・都者・市市」と民」の架け橋を目指す研究室におけるゼミの学びとは?研究指導名建築環境学意味生成の発達科学環境心理・環境デザイン建築計画学発達動機づけ論社会文化心理学○※「×」は募集しない、「−」は担当なしを示し、2026年度入試では募集しません。記載の内容は2025年4月1日時点の情報であり、変更が生じる場合があります。資格担当教員名修士博士教授小島 隆矢准教授佐治 伸郎教授佐藤 将之教授佐野 友紀教授外山 紀子教授古山 宣洋研究紹介人間科学研究科の魅力とは?研究の内容は?チョウ シシン さん小島 隆矢研究室修士課程太原学院(中国)卒業「人間科学とは?」「人間科学とは?」人間科学研究科は、文理融合だけでなく、哲学、情報科学、社会福祉など、これまで学ぶ機会のなかった分野にも触れられる研究科です。異なる領域の専門家から多様な知識を直接学べる環境は貴重であり、それがこの研究科の最大の魅力だと思います。私の研究では、クリエイティブイベント参加者の意識と行動をテーマに、特にコミックマーケット(コミケ)を中心とした調査を行っています。仮説として、コミケのようなイベントには一般参加者をクリエイターへと変える機能があると考えています。そのため、クリエイティブイベントの「魅力的品質」を明らかにし、さらに一般参加者が創作活動を始める要因を探ります。アンケートやインタビューを通じてデータを収集し、他のイベントとの比較やクリエイター育成の場の拡大に向けた提案を目指します。分析方針検討中住居・建築・都市などの環境に関して、広い意味での顧客(利用者、居住者、所有者、管理者、市民)の意識や行動をテーマとする研究を行います。とくに、ニーズやCS(顧客満足)の実態や構造を把握・分析することで、課題を浮き彫りにしたり今後の環境づくりに役立てたりすることが目標となり、いわば環境づくりにおける「マーケティング」の役割を担う分野と位置づけています。一般商品の場合は失敗作は市場から消えますが、建築の場合は社会にとって負の資産として地上に残ります。ゆえに、我々のような研究分野が必要になると考えています。都市景観に関するインタビュー小島 隆矢 教授博士(工学)東京大学科学であり、工学であり、そして実学である森羅万象行動環境研究領域Human Behavior and Environment Sciences環境と人間の複雑多様な関係のあり方について、物理的、社会的、文化的環境を人間が創り出し、自ら創出した環境によって人間が形づくられるという双方向性に等しく注目し、その関係のあるべき姿について心理学および建築学を中核とした学際的な研究を行います。また、環境創造と人間の心理行動発達の相互規定的観点から、問題解決能力をもち、社会と連携する研究能力を有する国際的なレベルの研究者・実務家を養成します。

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