人間科学研究科 (日本語)
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ResearchArea ○○○○○○○○○○○○○04研究室におけるゼミの学びとは?「人間科学とは?」研究指導名極限環境生命科学生物圏生態学野生動物生態学森林環境科学大気環境科学水域環境科学耕地環境科学○※「×」は募集しない、「−」は担当なしを示し、2026年度入試では募集しません。記載の内容は2025年4月1日時点の情報であり、変更が生じる場合があります。資格担当教員名修士博士教授赤沼 哲史教授太田 俊二准教授風間 健太郎教授平塚 基志教授松本 淳教授山田 和芳教授横沢 正幸研究紹介人間科学研究科の魅力とは?研究の内容は?リ セイヨ さん松本 淳研究室修士課程上海工程技術大学(中国)卒業「人間科学とは?」Biological and Environmental Sciences地球規模の物質の循環、気候変動、生物多様性などの諸問題に対して、地球環境を自然科学の多様な視点とアプローチから分析することを目的としています。フィールドワークや実験科学、数値シミュレーションを軸とした地球環境科学、大気化学、動物生態学、森林環境科学、生物環境物理学、地形・地質学、進化生物学など、幅広い分野の研究が展開されています。また、自然環境と人間社会とを統合的に捉える視点を重視し、国際的水準の研究・教育能力を有する研究者や実務家などの優秀な人材の育成に力を注いでいます。Theme化人学間の活動視点にでよる解明自す然環る境への放出と反応を人間科学は、少子高齢化、ジェンダー、福祉、環境保護、AI時代における人間の役割など、現代社会が抱える多様な課題に取り組む学問です。現状を的確に分析し、未来への指針を示すことで、人類がより良い社会を築くための道を切り開いていきます。具体的な実践を通じて、個人と社会の発展を目指す学際的な分野です。大気化学を専攻しており、土壌水分依存性に着目して、植物から放出される揮発性有機化合物(BVOCs)をオゾン反応性として研究しています。BVOCsは対流圏オゾンの生成に寄与していますが、土壌水分がBVOCsの放出にどのように影響を与えるかについてはまだ十分に解明されておらず、特に、オゾン反応性を測定することでBVOCsの放出を包括的に把握する試みはこれまで行われていません。研究は様々な環境要因を制御しつつ、土壌水分がBVOCsの放出に及ぼす影響を明らかにすることを目指します。植物由来の揮発性有機化合物を測定する実験ゼミ風景(観測装置に触れる)環境問題の多くは、人間活動に伴い放出される物質が自然環境に入り込むことで生じ、人間活動の拡大によって深刻化します。大気環境では、大気汚染や気候変動の問題が顕著です。光化学オキシダント Ox のような大気汚染では、影響評価と対策策定の前提として、物質放出や大気化学反応の分子(化学)の視点での正確な把握が不可欠です。研究室では、気相反応実験・実大気観測・公開データ解析を通して、放出や反応を解明する基礎研究を進めています。特に、Ox の原因となる窒素酸化物と揮発性有機化合物を主な対象としています。松本 淳 教授博士(理学)東京大学自然環境の側から人間社会を見つめる視点人間と自然環境・社会環境の調和を追求する生物・環境科学研究領域

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