人間科学研究科 (日本語)
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ResearchArea ○○○○○○○○○○○○−−○14研究室におけるゼミの学びとは?「人間科学とは?」触れ合いの科学研究指導名学習環境デザイン論日常記憶心理学マルチモーダルコミュニケーション劇場認知科学生態心理学パフォーマンス認知科学協調学習と学習科学情報メディア教育論○※「×」は募集しない、「−」は担当なしを示し、2026年度入試では募集しません。記載の内容は2025年4月1日時点の情報であり、変更が生じる場合があります。資格担当教員名修士博士教授尾澤 重知准教授杉森 絵里子准教授関根 和生准教授野村 亮太教授三嶋 博之准教授三浦 哲都准教授望月 俊男教授森田 裕介研究紹介人間科学研究科の魅力とは?研究の内容は?西東 理花 さん関根 和生研究室修士課程早稲田大学 人間科学部卒業「人間科学とは?」Embodied Cognition and Learning Sciences心と身体、人間と自然を相補的で不可分のものと捉える身体性認知科学の枠組みを共通の基盤として、最新の心理学、学習科学の方法論を用いながら、人間の感覚・知覚、学習、記憶、認知、思考、感情、行動、パフォーマンス、技、社会的行動、コミュニケーション、発達等について人間科学的、学融合的に探究します。人間が能動的に知る、感じる、わかる、注意を向ける、考える、学ぶ、思い出す、予期する、動く、道具を使う、作る、上達する、演じる、舞う、魅せる、話す・聞く、伝える、協調する、共感する、息が合う、わかりあうことの背後にある法則を解明し、その成果を応用することを通じて、現代社会の諸問題の解決とWell-beingの向上を目指します。Themeメコッミセュニージケのーシ生成ョ、ン理にお解のけプるロセスを探求人間科学研究科には、さまざまな研究分野を専門とされている先生方がいらっしゃいます。そのため、自分の研究分野に対して、多角的な視点から学びを展開することができます。この点が当研究科の魅力だと感じています。また緑に囲まれた自然豊かなキャンパスで、研究に集中することができる環境も魅力の一つです。私は、自己接触行動の発達について研究をしています。人は緊張や不安を感じた際に、髪を掻いたり腕を組むなど、自分の手で自分の身体の一部に触れることがあります。この行動は自己接触行動と呼ばれていますが、実証的な研究はまだ多く行われていません。現在私は、幼児期の子どもを対象とし、不安やストレスを感じた時にどのような自己接触行動を行っているのか、また自己接触行動を行うことで実際に心理的負荷を低減させることができるのかということを検討しています。対話課題に取り組む子どもたちの様子私の研究室では、コミュニケーションにおけるメッセージの生成や理解のプロセス、その発達的変化について研究をしています。特に身体活動や言語・認知能力、社会文化的背景がメッセージの処理にどのように影響を及ぼしているのかということを探求しています。ゼミでは、最新のコミュニケーション研究の知見を学習することにとどまらず、行動実験・観察や視線計測などから得られた実際のデータをもとに、コミュニケーションを定量化する方法も学びます。実験計画やデータに対する議論を重ねながら、研究成果を世界に発信していきます。ゼミ合宿での学生の発表の様子関根 和生 准教授博士(心理学)白百合女子大学可能性に関する科学人間の本質と身体性認知科学研究領域

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