ResearchAreaなぜ感情に振り回されるのか― ○○○○○○○−○−−○○○○ 11研究室におけるゼミの学びとは?「人間科学とは?」研究指導名心理学的支援論行動分析学発達臨床心理学学校カウンセリング学行動医学行動臨床心理学医療心理学・職場メンタルヘルス学神経・生理心理学○※「×」は募集しない、「−」は担当なしを示し、2026年度入試では募集しません。記載の内容は2025年4月1日時点の情報であり、変更が生じる場合があります。資格担当教員名修士博士准教授井合 真海子教授大月 友准教授大森 幹真教授桂川 泰典教授熊野 宏昭教授嶋田 洋徳教授鈴木 伸一教授田山 淳研究紹介人間科学研究科の魅力とは?研究の内容は?博士(人間科学)早稲田大学岩上 理子 さん井合 真海子研究室修士課程早稲田大学 人間科学部卒業「人間科学とは?」Clinical Psychology現代社会に求められている心身の健康の維持増進にかかわる行動臨床心理学、学校カウンセリング学、医療心理学・職場メンタルヘルス学、行動医学、神経・生理心理学、心理学的支援論、行動分析学、発達臨床心理学を中心に研究を展開します。さらに、臨床心理学の基盤的な研究から実践的な研究を通じて、臨床心理学研究と心理臨床実践双方の能力を兼ね備えた心身の健康の維持増進に携わる国際的水準の人材を育成します。さらに、修士課程修了時には公認心理師、臨床心理士の受験資格の取得を可能にします。Theme支感援情法のメの実カ践ニズを研ムの究解明と多様な分野を学際的に学べる点が魅力です。幅広い専門領域から、自分の興味に応じた研究テーマを選び、専門性を深められます。先生方の手厚いサポートや充実した設備、切磋琢磨できる仲間の存在が研究活動を支えてくれるため、安心して学びに専念できます。挑戦を後押しする環境で、日々成長を実感しています。私の研究は、弁証法的行動療法(DBT)の中で重要な役割を果たす「関係性のマインドフルネス」に焦点を当てています。具体的には、境界性パーソナリティ障害(BPD)の症状改善に向けて、関係性のマインドフルネスがどのように影響するかを探ることを目的としています。研究では、関係性のマインドフルネスの尺度を作成し、感情の不安定性やBPD行動との関連を検討します。また、スキル訓練による効果を明らかにし、BPDの症状軽減に向けた実践的なアプローチを探求しています。ゼミのディスカッションの様子楽しい、悲しい、不安といった様々な感情は誰しもが持つものですが、時にその感情に振り回されてしまう時もあります。私達の研究室ではこの「感情のコントロール」のしづらさからくる症状や様々な問題に対してメカニズムの解明や支援法の実践に関する研究を行っています。特に認知行動療法という心理療法の分野の一つである「弁証法的行動療法」という、感情のコントロールが難しい方々のために開発された心理的支援法を専門としています。人々がよりよく生きるために役立てる公認心理師の育成を目指して、研究・実践を行っています。卒業研究発表会の様子井合 真海子 准教授人間生活を分解し再発見する学問様々な角度から行う人間探究臨床心理学研究領域
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