在学生の声 英語教育専攻は、新しい時代に望まれる、高度な識見と力量を持った英語教育の実践者、研究者、ならびに英語の専門的知識と異文化への理解の上に幅広い分野でグローバルに活躍できる人材の育成を目標としています。学生は英語科教育、英語科内容学(理論言語学・応用言語学)、英文学・文化、米文学・文化、の4分野において各自が選んだ専門分野を中心とした演習と研究指導、また隣接分野の科目履修により研究を深めます。英語教育に関連する社会言語学、心理言語学、英米文化研究、また、教育を中心とした応用言語学的な面にも重点を置くことにより、今後の英語教育およびその関連分野で幅広く貢献できる人材の育成をめざします。英語科教育研究指導英語科教育研究指導英語科教育研究指導英語科教育研究指導英語科教育研究指導英語学教育研究指導英語学研究指導英語学研究指導英語学研究指導イギリス文学研究指導イギリス文学研究指導アメリカ文学研究指導英語教育専攻2024年入学曽根 健一久野 正和バックハウスペート新川 清治虹林 慶松永 典子佐久間由梨担当教員折井麻美子澤木 泰代 オオガ・ボールドウィン ウィリアム佐々木みゆきマキュワン麻哉木村 大輔 私は折井麻美子教授の下で、中高生に対する英語スピーキングの指導法を研究しています。特に、この年代でのスピーキング能力の発達過程を言語生成のモデルと照らし合わせて解明することに強い関心があります。授業ではスピーキング指導の理論と実践、第二言語習得論、研究の方法論といった英語に関連する科目のほか、学校教育全般にまつわる科目も履修しています。博識でフレンドリーな先生方から、英語教育の専門的な理論や事例だけでなく日本の教育における全体的な方向性も学べることは、私自身の研究にとても役立っています。社会人学生や留学生も多く、多様な経験を共有できることは私にとって大きな刺激となっています。英語の音声習得・指導(特に発音・発話・聴解)に関する研究指導。効果的な英語学習・指導の基盤となる言語テストの在り方を探究する。学校現場(特に小学校)における英語指導法、学習意欲・動機付け方法。第二言語ライティング論に関する研究指導。言語習得における学習者要因(動機づけなど)の影響を探る。グローバル社会における英語と多言語コミュニケーションに関する研究。言語学を自然科学の一分野であると明確に認識して、数学、物理学、生物学などの中核的科学分野との有意義な融合を目指します。社会言語学とその関連分野(語用論、テキスト言語学等)の研究指導。英語研究における歴史的視点の獲得を目指す。19世紀の詩や散文などを主な題材にして文学批評方法について学ぶ。イギリス文学文化(モダニズム/モダニティ、ジェンダー、イングリッシュ・スタディーズなど)。アメリカ文学全般、アフリカ系アメリカ人文学・文化、フェミニズム。2026年度開講予定7科目名研究指導内容イギリス文学研究指導 虹林 慶 教授 本研究指導では19世紀イギリス文学の詩あるいは散文について、精読及びテクスト分析を行い、その文学的価値を見極める批評眼を実践的に養うことを目的としています。具体的な研究指導範囲としてはブレイクからホプキンズに至る詩、コウルリッジからペイターに至る散文(ノンフィクションの作品)となります。私自身の研究と関連する部分で特に強調したいのは、19世紀初頭のイギリス・ロマン派文学がその後の詩や散文に多大な影響を与えているという点です。従いまして、研究指導ではその影響についての観点も考慮しつつ、単一の作家やテーマにとどまらない幅広い知識や教養に裏付けられた研究成果(学会発表や論文)に向けたアドバイスと支援を行います。修士課程英語教育専攻
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