在学生の声 英語教育専攻は、新しい時代に望まれる、高度な識見と力量を持った英語教育の実践者、研究者、ならびに英語の専門的知識と異文化への理解の上に幅広い分野でグローバルに活躍できる人材の育成を目標としています。学生は英語科教育、英語科内容学(理論言語学・応用言語学)、英文学・文化、米文学・文化、の4分野において各自が選んだ専門分野を中心とした演習と研究指導、また隣接分野の科目履修により研究を深めます。英語教育に関連する社会言語学、心理言語学、英米文化研究、また、教育を中心とした応用言語学的な面にも重点を置くことにより、今後の英語教育およびその関連分野で幅広く貢献できる人材の育成をめざします。英語科教育研究指導英語科教育研究指導英語科教育研究指導英語科教育研究指導英語科教育研究指導英語科教育研究指導英語科教育研究指導英語学研究指導英語学研究指導英語学研究指導イギリス文学研究指導イギリス文学研究指導アメリカ文学研究指導英語教育専攻2023年入学智田 快斗久野 正和バックハウスペート新川 清治虹林 慶松永 典子佐久間由梨担当教員折井麻美子澤木 泰代原田 哲男オオガ・ボールドウィン ウィリアム佐々木みゆきマキュワン麻哉木村 大輔 私は澤木泰代教授のもとで、言語テストについて学んでいます。私の研究の主たる興味は、テストやそれに付随するスコアレポートがどのように受験者や教師などの学習や指導に影響を与えるかという部分にあります。ゼミでは、統計の基礎知識を学びながら言語テストに関わる論文を輪読することで、専門知識の強化を目指しています。英語教育専攻には、澤木教授以外にも、言語学・応用言語学・米英文学など様々な分野において第一線で活躍されている先生が多くいらっしゃり、その先生方の授業を履修する中で得られる知識は自分の専門分野においても役に立つことが多いと感じています。また、他の学生の話を聞くことにより、自分では気づかなかった視点に気づくことも多く、大学院生活の良い刺激となっています。英語の音声習得・指導(特に発音・発話・聴解)に関する研究指導。効果的な英語学習・指導の基盤となる言語テストの在り方を探究する。第二言語習得・外国語学習を扱い、様々な観点から学習・指導上の問題点を探る。学校現場(特に小学校)における英語指導法、学習意欲・動機付け方法。第二言語ライティング論に関する研究指導。言語習得における学習者要因(動機づけなど)の影響を探る。グローバル社会における英語と多言語コミュニケーションに関する研究。言語学を自然科学の一分野であると明確に認識して、数学、物理学、生物学などの中核的科学分野との有意義な融合を目指します。社会言語学とその関連分野(語用論、テキスト言語学等)の研究指導。英語研究における歴史的視点の獲得を目指す。19世紀の詩や散文などを主な題材にして文学批評方法について学ぶ。イギリス文学文化(モダニズム/モダニティ、ジェンダー、イングリッシュ・スタディーズなど)。アメリカ文学全般、アフリカ系アメリカ人文学・文化、フェミニズム。2025年度開講予定7科目名研究指導内容アメリカ文学研究指導 佐久間 由梨 教授 アメリカ文学・文化の研究方法は多岐にわたります。私自身は作品(文学・音楽・映画など)を精読分析することで、多様性が理想とされる社会において、人種、民族、ジェンダー、セクシュアリティ、年齢、宗教などにより人々が分断し、差別、排除、暴力が生じるメカニズムを研究しています。加えて、文学・文化作品が、いかに制度的差別へと抗議する社会運動と関連してきたかについて、奴隷制時代からBLM運動や#MeToo運動が展開する現代までを射程に考察しています。研究指導では、文学・文化研究が学際化する状況をふまえ、文学研究を主としつつも、批評理論、ジェンダー・フェミニズム研究、ジャズ・スタディーズやポピュラー・ミュージック研究など他分野の方法論も導入しつつ、学生の幅広い関心・興味にあわせて研究をサポートします。修士課程英語教育専攻
元のページ ../index.html#9