教育学研究科 (日本語)
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Interview14修士・学校教育専攻 博士・教育基礎学専攻(2023年度修了)勤務先:東海大学 特任助教修士・社会科教育専攻(2018年度修了)勤務先:嬉野市立塩田中学校 本田恵子先生のもと学校心理学を専攻し、修士課程修了後は都立高校で国語科教諭を勤めながら博士後期課程に進学し、学びのユニバーサルデザインについての実践研究を重ねました。2021年度から早稲田大学教育心理学教室の助手を2年間勤めた後、NPO法人に所属し公認心理師として障害児の余暇支援、ペアレント・プログラム講師等をしました。現在はアカデミアに戻り教員養成課程に携わっています。アカデミアと現場を往復し理論と実践の往還を目指してきましたが、実践現場を大事にして真摯に目の前の子どもと向き合い、包括的な視点で問題解決を図るという研究室での学びが常に活かされています。早稲田で出会った先生や仲間は人生の宝であり私の心の支えです。 もともと、地方の過疎化やコミュニティに関して問題意識があり、学部時代は地理学を修めました。大学院では、学校を軸にその問題にアプローチしたいと考え、地域と学校の関わり、特に社会科教育における地域学習について研究しました。 在学中は地理学研究室に所属し、池俊介先生のご指導のもと、数多くの演習や先行研究に学び、専門性を深めました。また、研究室には、地理学に関して様々なテーマを研究する仲間がおり、仲間との議論を通して見識を広めることができました。 現在は中学校教員として働いています。学校を取りまく環境は日々変化していますが、教育学研究科での経験のおかげで、自身の教育活動を更新しながら、充実した生活を送ることができています。 「教師」という職業は自分には到底勤まらないだろう、と思っていた学生時代。あれから奇しくも、今はこの世界に身を捧げています。社会で直面した様々な「なぜ」について友人と話していた頃、実は「教育」という分野にその答えがあるよう思え、大学に戻り、教員免許(社会)を取得し、教育学研究科(英語教育)の門を叩き、東後勝明先生、原田哲男先生をはじめ秀逸な教授陣と同志に出会いました。ここでの自由闊達な探究型学修は、留学経験を逸した者にも遜色ない学修体験を与えてくれ、英語を通して世界を広げ、学ぶ楽しさを共有しながら未来を牽引するGlocalな教育の礎を築いてくれました。まだまだ研鑽の日々が続いています。 私は学部生時代は別の大学に通っており、修士課程から早稲田に入りました。新しい環境に飛び込むことに一抹の不安もありましたが、同期が温かく迎え入れてくれたことを覚えています。 在学中は谷山先生のもとで結び目理論の研究をしていました。谷山先生は学生たちの興味を尊重してくださる方で、私たちが興味を持った論文から研究を膨らませるヒントを与えてくださいました。 現在は企業でSEとして働いています。数学の知識が直接的に生きる場面は多くはないですが、分からないことに向き合う姿勢、疑問点をつきとめ言語化する能力は、学生時代に数学を通して培われたものだと感じています。修士・英語教育専攻博士・教科教育学専攻(2016年度修了)勤務先:東京女子大学 特任准教授修士・数学教育専攻(2022年度修了)勤務先:日立ソリューションズ・クリエイト     産業・流通システム事業部松戸 結佳さん中村 桃子さん鈴木 夏代さん酒井 花音さん修了生インタビューINFORMATION

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