在学生の声在学生の声在学生の声研究科運営委員会審査員研究科運営委員会専攻会議指導教員専攻主催博士論文提出の1年ほど前に実施教科教育学(英語科)専攻2020年入学大西 慧教科教育学(社会科)専攻2022年入学増田 拓弥教科教育学(数学科)専攻2022年入学成瀬 政光・3年以上在学すること(在学期間に未納学費がないこと)・「指導教員の担当する演習科目」を4単位以上修得すること・所要の研究指導が6セメスター以上「合格」であること・上記を満たしたうえで博士論文を提出し審査及び試験に合格すること・全国的もしくは国際的な学会での研究発表を、1回以上行うこと・学術誌(査読付き)に掲載された論文1編以上の業績を持つこと(掲載決定を含む)・所要の研究指導を終了すること 佐久間由梨先生のご指導のもと、私は米文学の研究者を目指して、19世紀アメリカ文学を視覚文化(特に写真文化)との関係から日々研究しています。博士後期課程の道のりには学術論文の執筆や学会発表などさまざまな関門がありますが、本研究科では、研究者を志すにあたり不可欠な知識や素養を高めることができます。そして、なにより、学問的探究の面白さや文学作品を大切に思う気持ちを忘れることなく、研究を進めることができます。 昨今、あらゆる研究分野において、海外の大学院留学の需要が高まっています。先生方の「親身な」という一言では形容できない支えがあり、私も本年第一志望の米国の大学院に合格しました。目標に向けて背中を押してくださった先生方には感謝の念が尽きません。 私は若林幹夫先生の下で、日本社会と新幹線との関係について社会学的に研究しています。1950年代から建設が始められた新幹線は、さまざまな変遷をたどりながら現在でも各地で運行され、また建設が続けられています。その新幹線をめぐって、私たちはさまざまな行動をしています。私の研究ではこうした私たちと新幹線との関係を、さまざまなテクストや写真、駅や車両の構造からたどっていくことを目的としています。 私が所属する若林ゼミでは、多種多様な問題関心を持ったメンバーが、主に各自が進めている研究についての発表とディスカッションを行っています。一度学部を卒業して就職し、再度大学に戻ってきた私からすれば、さまざまな観点からのコメントに刺激を受けることができることは、自分一人で研究を進めているだけでは得られない、非常に有意義な蓄積となっています。 私は、私立高校の専任教諭として勤めながら、宮川健先生の指導の下、数学教育学の研究をしています。具体的には、教授人間学理論という数学教育学の理論的枠組みを用いて、数学の知識がどのように発生するのかを分析し、その分析から数学の探究型学習をどのように設計・分析できるのか、ということを研究しています。 社会人ドクターとして働きながら研究することにはさまざまな制約が伴いますが、ウェブ会議やメールを通じた指導をしてもらえるため、十分な指導を受けながら研究を進めることができます。研究を通じて、授業の設計といった実際的なものだけでなく、数学という営みの仕組みを探るという刺激的な課題に取り組むことができ、たいへん充実した研究生活を送っております。※以下は一般的な例です。詳細は教育学研究科要項をご確認ください。※各専攻で独自に要件を設定している場合もあるので、詳細は指導教員にお尋ねください。11博士論文構想発表会口頭発表予備審査専攻による審査受理可否審査会決定合否判定学位審査申請概要イメージ修了要件・博士論文・学位取得について博士後期課程修了要件概要博士論文提出要件概要
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